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「前始末」なくして「後始末」なし

こんにちは、JR大阪駅前の税理士法人&

経理代行事業のTFPグループ代表兼CEO

岩佐孝彦@税理士です。

 

本日21日から3日間にわたり、

 

「第151回 全国経営者セミナー」

 

が皇居前のパレスホテルで開催へ。

 

日本経営合理化協会主催の

年2回のビッグイベントです。

 

私(岩佐)は最終日の3日目(23日)

に登壇予定です。

 

全国から700名近い経営者が

ご参加になられますが、

参加料は1名368,000円。

オンライン受講でも1名260,000円。

参加要領|全国経営者セミナー

 

地方名士は旅費交通費や宿泊費含め、

50万円近いコストを投下し、

東京まで学びに来られるわけですね。

 

勉強熱心の姿勢には講師としても、

本当に頭が下がります。

 

 

さて、前回のお話の続きです。

 

「後始末より前始末」

 

という言葉があります。

 

問題が起きてから対処する

「後始末」ではなく、

 

事前に準備や段取りを固め、

「前始末」を説く。

 

そんな教えですね。

 

めったに起きるものではないが、

起きたら致命傷になる。

 

そんなリスクとは何と言っても、

 

 「経営者の病気や死亡」

 

でしょう。

それに備えて、

持株会社を設立したり、

自宅を社宅化するのは効果あり。

 

万一これから持株会社を

設立しようと思っていた矢先に、

 

そのリスクが顕在化しても、

 

 「潤沢なる内部留保=前始末」

 

の経営が実行できていれば、

 

 【みなし配当課税の特例】

 

で自社株の相続税対策が実行可能です。

 

仮に内部留保が潤沢でなくても、

経営者保険で簿外資産を

作っておくことも有効です。

 

《注》みなし配当課税の特例

相続した非上場株式を相続税の

申告期限後3年以内に、

法定相続人が発行会社へ売却し、

自己株式取得した場合に、

本来の総合課税(最高税率55%)

ではなく、

一律20,315%の分離課税で

処理できる優遇税制

 

 

税理士の立場で言えば、

「前始末」さえできていれば、

「後始末」はお任せ頂ければ幸甚です。

 

会社と個人の全体最適の税務戦略から、

故人の経営者に弔意を示し、

 

▼死亡退職金

▼弔慰金

▼自己株式取得

 (みなし配当課税の特例)

 

等の法的手続きを粛々と実行へ。

 

創業家をお守りすべく、

 

「創業者利益」

 

を故人に成り代わり、

安全確実にご家族へお届けする。

 

そんな「後始末」を責任もって、

顧問税理士として遂行できるのです。

 

日本経営合理化協会主催の

 「第151回 全国経営者セミナー」

にて初日の本日ご登壇予定。

 

トラスコ中山の中山哲也氏は、

税理士目線からは、

 

 “イケイケの倉庫大好き社長”

 

の第一印象ですが、

 

本日ご参加できない方々に

中山社長の経営哲学をお話しましょう。

 

同社は、

生産現場の工場用副資材の

卸売業です。

 

在庫62万点アイテム。

 

それを実現するための莫大なる投資へ。

 

全国28拠点のDX装備の

最新鋭の倉庫建設。

 

1拠点当たり投資額200億円。

 

▼在庫出荷率 ⇒ 最重要のKPI

▼在庫回転率  ⇒ 完全無視

在庫は“寝ているお金”だから、

売れ筋在庫を中心に??

 

自社工場を建設すると、

キャッシュフローが悪化??

 

そんな常識をぶっ飛ばす、

 

 「教科書にない経営」

 

を標榜されています。

 

中山社長曰く、

 

 「経営危機に今まで

  直面したことは一度もない」

 

 「どんな業界でも、

  どんな企業でも、

  経営危機は必ず回避できる」

 

 「経営危機に陥らないように、

  色んな方策や施策を

  実行しているから。」

 

 「コロナ時も業界平均は

  20~30%ダウンだったが、

  同社はわずか3%ダウンで留まった。」

そうです。

 

一見イケイケですが、

 

 「僕は根っからの心配性」

 

と自己分析されています。

 

ただこの成功事例の取扱いにご注意を!

 

経営とは、頭を使わないと

勝てないゲームです。 

 

上手くいっている企業の

目に見える部分を真似る。

 

それは単なるパクリです。

 

頭を使わないで、

儲け話にすぐ手を出せば、

火傷するだけです。

 

他業界で儲かっているビジネスの

 

 「目に見えない構造」

 

を模倣して自社に転用する。

 

この姿勢が肝要でしょう。

 

トラスコ中山の

攻めの経営姿勢の根底には、

危機管理のエネルギーが

流れている。

 

この本質を見失うべからず。

 

今日も社長業を楽しみましょう。

 

《追記》

先週末は令和二度目の天覧相撲もありました。

しかし、、、

皇后陛下や愛子様が見守る中、

「横綱相撲」を取れず。

 

横綱の大の里と豊昇龍は敗戦。

大関の琴桜と安青錦も敗戦。

何と、2横綱2大関が全て負ける。

 

天覧相撲で横綱&大関が

全員負けるのは史上初だとか。

 

「後始末ではなく、前始末」

 

この精神で経営できれば、

「横綱相撲」

を取ることができますね!

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