ブログ

【公私並行】ANDの才能

こんにちは、JR大阪駅前の税理士法人&

経理代行事業のTFPグループ代表兼CEO

岩佐孝彦@税理士です。

 

前回のお話の続きです。

同じ分散でも、基本概念は異なります。

 

▼分散投資 … ORの抑圧

▼所得分散 … ANDの才能

 

これは名著、

 

 『ビジョナリカンパニー』

  (ジム・コリンズ著)

  (日経BP社)

 

の有名な記述に基づく考察です。

 

 

ORの抑圧とは以下の通り。

手に入れられるのは

AかBのどちらかである。

両方を手に入れることはできない。

そんな理性的な考え方を意味する。

 

しかし、

ビジョナリカンパニーは、

二者択一を拒否し、

ANDの才能を大切する。

 

安定か前進か?

 

集団としての文化か

 

個人の自主性か?

 

現状維持か大胆な目標か?

 

利益の追求か

価値観と目標の尊重か?

 

どちらかを選択するのではなく、

AとBの両方を同時に追求する。

 

一言で言えば、

 

 【二律背反】

 

の同時追求です。

節税の王道である

 

【所得分散】

 

も同じです。

 

 「会社か個人か?」

 

 「仕事を取るのか?

 家庭を取るのか?」

 

という二律背反の同時追求です。

 

日本の事業所の99.7%を占める

中小企業は、

会社と経営者個人が

家族を含めて表裏一体です。

公私混同は確かに許されません。

税務調査でも厳しく見られます。

 

公私混同は役員賞与認定として、

会社&個人のダブル追徴課税です。

ただANDの思考で、

 

 【公私並行 =会社も個人も豊か】

 

の経営は必須です。

 

会社も個人も豊かにならなければ、

持続的成長はありません。

 

社長個人の自己犠牲に

成り立つ経営など、

長続きするはずがありません。

 

会社経営のために

家族を犠牲にしてしまったがゆえに、

高収益企業を

せっかく作り上げたにも関わらず、

奥様が子供に対し、

夫の事業の後を継がせない。

 

そんな教育を敢えてしてきたため、

後継者不足に悩む経営者もいます。

こんな火種が起こりやすいのは、

奥様が会社の経理を手伝っている

ケースです。

 

夫婦二人三脚で事業を始めたが、

日々の経理に追われ、

育児家事との両立で、

奥様が疲弊してしまう。

 

結果、子供にしんどい思いを

させたくないから、

後を継がせたくないとの

思考回路に陥るのです。

 

松下幸之助氏は系列販売店に対し、

夫婦仲が良い店は信用でき、

繁盛すると言いました。

 

経営者やその家族が経理を担当し、

家族との時間を大切にできなければ、

会社経営に影をもたらしかねません。

 

ただご安心ください。

そんな時は私共TFPグループの

バックオフィスBPOサービスを

ご活用を検討して下さい。

 

………………………………………… 

▼TFP版バックオフィスBPOサービス

https://mommybpo.com

………………………………………… 

 

経理業務をアウトソーシングすれば、

家族との時間を大切にできます。

 

日常の煩わしい業務から解放され、

奥様もお喜びになるでしょう。

 

ワークライフバランスという言葉は、

仕事と家庭を対立概念で捉えています。

 

しかし今、

 

 【ワークアズライフ】

 

という概念が注目されていますね。

仕事とプライベートを一体化させ、

ストレスを適切に管理し、

充実した生活を送る考え方です。

 

公私並行とはビジネスのみならず、

経営者の人生全体に相通ずる。

そんな考え方なのです。

 

今日も社長業を楽しみましょう。 

アーカイブ

ブログTOPへ

日々是精進ブログはこちら
株式会社マミー経理ワークス
パート主婦チーム採用情報
  • 会社を強くする資産戦略マネジメント
  • 助成金&補助金で新型コロナ禍をチャンスに変える方法
  • 「令和時代にお金を賢く残す社長の新ルール」
  • お金を残す「社長の資産防衛の新常識」
  • お金を残す「社長の資産防衛術」
  • 「ずっとお金持ち」の人成金で終わる人
  • オーナー社長の「財務対策4つの急所」
  • 社長と会社のお金を残す力“養成”講座
  • 社長は「会社のお金」をこう残せ!
  • 小さな会社の社長のお金を残すために絶対必要な本
  • 社長のお金を残す財務プロジェクト作戦指南書
お問い合わせ
よくある質問