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こんにちは、JR大阪駅前のTFPグループの
税理士法人トップ財務プロジェクト代表の岩佐孝彦@税理士です。

「桜を見る会」への騒ぎが続いています。

問題の一つが夕食会費です。

安倍首相の説明によれば、1人5000円。

安倍事務所の職員が集金し、ホテル名義の領収証を手渡したとか。

焦点となっているのは、5000円ピッタリなのか否か?

野党側は、

 

 

「5000円は安すぎる」

 

 

と疑問を呈する。

大体1万1000円??

差額は、安倍事務所で補填??

政治資金規制法違反??

色んな声が挙がっています。

政治のことはよくわかりませんが、

税務の世界には確かに『5000円の壁』が存在します。

法人税法に以下の規定があります。

 

 

「1人あたり5000円以下の飲食費は、
交際費の範囲から除外する。」

 

 

接待交際費は年間800万円までの損金不算入枠あり。

つまり、年800万円を超える交際費は、
損金にならないということ。

但し、1人5000円の飲食費は、
交際費の範囲にそもそも含まれない。

例えば、3人で15000円の飲食費は、
交際費ではなく、「会議費」として損金計上OK。

そんな規定になっています。

 

 

国税庁は飲食費に対し、

 

 

「1人5000円以下は冗費ではない」

 

 

というスタンスなのです。

だから、「桜を見る会」の会費も1人5000円だった??

税理士目線からすると、そうなります。

(笑)

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:

実は、税金&社会保険には『〇〇万円の壁』

が多数存在します。

 

 

2017年就業構造基本調査によれば、

 

 

▼パートを初めとする非正規社員のうち、
就業調整をしている者の8割強

⇒ 年収50~149万円

 

 

という実態が浮き彫りになっています。

ちょうど今、年末調整のシーズンです。

皆さんの組織のパート社員の年収チェックにおいても、

 

 

『〇〇万円の壁』

 

 

は是非知っておきましょう。

税金&社会保険における“壁”となる金額基準は以下の通り。

 

 

 

▼(A)103万円

⇒ 所得税の配偶者控除38万円の基準

 

 

▼(B)106万円

⇒ パート社員の社会保険加入要件(但し、下記要件あり)

⇒ 正社員501人以上の企業の場合

⇒ 月額8万8千円以上の収入

⇒ 雇用期間1年以上

⇒ 所定労働時間が週20時間以上

⇒ 学生ではない

 

 

▼(C)125万円

⇒ 障害者&寡婦の住民税非課税の所得基準

 

 

▼(D)130万円

⇒ パート社員の被扶養者が国民健康保険に切り替わる基準

 

 

▼(E)145万円

⇒ 国民健康保険の現役並み所得の基準

 

 

▼(F)150万円

⇒ 配偶者特別控除の上限38万円の所得控除のライン

 

 

▼(G)150万円(1回あたり)

⇒ 厚生年金保険料の標準賞与の上限額

 

 

▼(H)160万円

⇒ 介護利用者2割負担の所得基準

 

 

▼(I)220万円

⇒ 介護利用者3割負担の所得基準

 

 

▼(J)383万円

⇒ 70歳以上(単身世帯)の健康保険の現役並み年収基準

 

 

▼(K)520万円

⇒ 70歳以上(被扶養者有)の健康保険の現役並み年収基準

 

 

▼(L)573万円(年度累計)

⇒ 健康保険料の標準賞与の上限額

 

 

▼(M)850万円

⇒ 年金の生計維持要件のライン

⇒ 給与所得控除縮小の年収基準(2020年より)

 

 

▼(N)960万円

⇒ 児童手当の所得制限

 

 

▼(O)1075万円

⇒ 有期労働契約の高度専門的労働者の年収基準

⇒ 労働時間規制の適用除外となる
高度プロフェッショナル制度の年収基準

 

 

以上、15の“壁”です。

 

上記の中で、パート社員の労務管理で、
よく論点になるのは以下の3つです。

 

 

▼(B)106万円

⇒ パート社員の社会保険加入要件

▼(D)130万円

⇒ パート社員の被扶養者が国民健康保険
に切り替わる基準

▼(F)150万円

⇒ 配偶者特別控除の上限38万円の所得控除のライン

 

 

 

まず(B)は、今後の改正に要注意です!

政府は現在、パートの厚生年金適用拡大に向けて、

 

 

★社員数501人以上から【50人超】へ

 

 

規模要件を調整する方向で動いています。

 

 

公的年金財源の確保へ向けて、
厚生年金加入者を増やすための施策です。

しかし、懸念されるのは、
中小企業の保険料負担による経営悪化。

 

 

今後はパート社員の厚生年金加入要件として

 

 

【50人基準】

 

 

になる可能性が高くなっています。

 

 

この他に労働安全衛生法上、
50人以上の常時労働者の法人の場合、

 

 

▼衛生管理者

▼産業医

 

 

の選任がすべての業種において義務付けられています。

 

 

経営者においては、

 

 

『社員数50人以上は、色んな労務費負担が重くなる』

 

 

という事実を知っておいて下さい。

 

 

 

次に(D)と(F)に注目です。

2018年から配偶者控除が150万円に拡大されました。

但し、これは所得税の世界のお話。

現場では、健康保険の被扶養者の範囲内の

 

 

『年収130万円未満(通勤手当含む)』

 

 

で働くパート社員の存在が多い。

もし年収130万円を超えると、夫の扶養を抜けて、

自分で健康保険に加入しなくてはいけない。

そんな費用負担を回避すべく、

年収130万円未満で就業調整を図る。

そんなケースが多いのです。

 

 

結婚や育児という人生経験を経て、
日々頑張って働いているパート社員。

彼女たちの存在はあらゆる組織において、貴重です。

先日の私ども社内の「年末調整推進会議」の中でも、

顧問先のお客様における、

 

 

『年収103~130万円』

 

 

のラインのパート社員については、

弊社規定のチェックリストにて、
しっかりマークするように徹底しました。

私どももスタッフ一同、
顧問先のお客様のパート社員の皆様に対し、
ホスピタリティをもって対応します。

パート社員の皆様に対し、十分配慮してあげて下さい。

今日も社長業を楽しみましょう。

 

 

こんにちは、JR大阪駅前のTFPグループの
税理士法人トップ財務プロジェクト代表の岩佐孝彦@税理士です。

先日は、鳥取出張でした。

百年企業のクライアント訪問のためです。

創業者精神を激変の市場環境の中で、いかに永続させていくか?

2時間にわたり、持株会社構想も含め、

大変有意義なお打合せができました。

K社長ファミリーの皆様、ありがとうございました。

手土産もたくさん頂戴し、恐縮に存じます。

 

 

さて、車で長距離運転で帰路に着く前に、エネルギーチャージ?

スタッフへのお土産として、王秋梨をJR鳥取駅で手配しました。

実は今回ご訪問のお客様から、9月に二十世紀梨をたくさん

オフィスにお贈り頂き、スタッフみんな大喜びでした。

鳥取は、梨の宝庫です。二十世紀梨のシーズンが終わったと

思ったら、王秋梨もあるとは!

(笑)

 

 

その後は、「すなば珈琲」でホットを一杯。

「すなば珈琲」といえば…

鳥取県知事の下記の名言がきっかけで2014年にオープン。

 

 

「鳥取にはスタバはないけど、日本一の砂場(すなば)がある」

 

 

なかなか洒落たお言葉ですね。

 

平成28年の「鳥取県イメージ調査」にて話題認知度において、

 

 

「スターバックスが都道府県で最後にオープンした鳥取県にて

開業した“すなば珈琲”」

 

 

として1位を獲得したとか。

店内は個性あふれる、素晴らしい空間でした。

大変美味のコーヒーで充電し、安全運転で無事関西へ。

クライアントからは“老舗”のエネルギーを!

すなば珈琲から“時代の最先端”のエネルギーを!

温故知新を感じることのできた、

有意義な鳥取遠征となりました。

今日も社長業を楽しましょう。

 

 

 

 

こんにちは、JR大阪駅前のTFPグループの
税理士法人トップ財務プロジェクト代表の岩佐孝彦@税理士です。

ソフトバンクの手法をマネし、中小企業が税効果を得る。

2020年度税制改正にて、もはや不可能になる見通しです。

前回のブログでお伝えした通りですね。

ただ中小企業でも享受可能な「赤字の効用」について

考えてみましょう。大きく2つあります。

 

 

1つ目は、欠損金の繰越年数です。

法人税法上の赤字は【10年間】にわたり繰り越しOK。

具体的には以下の通り。

 

 

▼平成30年4月1日以後に開始する事業年度で生じた

赤字(欠損金)は、10年間繰越OK

 

 

役員退職金などで「特別損失」を計上。

その結果生じた欠損金は翌期以降、10年間繰り越せる。

繰越欠損金の範囲内であれば、
翌期以降いくら黒字を出しても、法人税等ゼロOK。

 

 

個人事業(青色申告者)の場合、
赤字の繰越年数は3年です。

 

 

▼10年(法人) vs 3年(個人)

 

この点から見ても【法人減税 vs 個人増税】

のトレンドが読み取れます。

 

 

2つ目は、吸収合併による繰越欠損金の引継ぎです。

例えば、繰越欠損金3000万円を有する
B社があったとします。

A社がB社を吸収した場合、
A社はB社の繰越欠損金3000万円を
引き継ぐことができるという規定です。

 

まさにA社では、

“キャッシュアウトを伴わない節税”

が可能になるのです。

しかし、ここで注意して下さい!

吸収合併に伴う繰越欠損金の引継ぎには、法人税法上、

 

【5年ルール】

 

が存在します。

 

「節税するために赤字会社を買収する」

 

そんな行為に一定の歯止めをかけるため、
以下の要件があります。

 

 

▼支配関係が生じてから【5年】経過後でなければ、

赤字会社を吸収合併しても、繰越欠損金は引き継げない。

 

 

赤字会社を買収して、すぐに節税OK?

こんなうまい話はありませんので、ご注意下さい。

 

ただ経営者として大切なマインドは、

 

 

『マイナスをプラスにする』

『ピンチをチャンスにする』

 

 

ですね。税務上の赤字の効用を知っておくべし。

今日も社長業を楽しみましょう。

 

こんにちは、JR大阪駅前のTFPグループの
税理士法人トップ財務プロジェクト代表の岩佐孝彦@税理士です。

新時代の幕開けを予感させる「祝賀御列の儀」。

皇陛下ご即位に伴うパレードが先日盛大に行われました。

その様子を海外メディアはどう報じたか?

 

 

「現場は黒山の人だかりだった。

しかし、整然として乱れがなかった。

何も見えなくても、人々は静かに警察の指示を聞いていた。

そして、前に向かってゆっくり移動していた。」

 

 

日本人ならではの礼儀正しさが海外でも評価されています。

▼日本人の根底に流れる武士道

▼権威や目上の人に対しての絶対的な服従の伝統あり

▼細かく厳格な礼儀作法の規則の存在

▼ほぼ単一の民族である

 

 

こうした背景が日本人の礼儀正しさを形成している。

海外ではこう分析されています。

これはまさに日本人特有の “強み(= 長所)”

と言えるでしょう。日本人にとって誇れるところです。

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経営においても“強み(=長所)を伸ばす”

ことの有用性が説かれています。

故・船井幸雄氏は経営手法として『長所伸展の法則』

を2003年に上梓されました。

しかし、令和の時代に入り、

「強みを伸ばす経営の限界」

を提唱する書籍が出版されています。

 

 

『弱点思考の経営』(日経BP社)

 

私的再生のプロの金子剛史氏の著書です。

この書籍の冒頭にこんな下りがあります。

 

 

 

…………………………………………………

強みさえ伸ばせばいいという能天気な経営も、

経済成長期・人口増加期なら、
どうにか通用したでしょう。

けれど、日本は本格的な人口減少時代に
突入しました。

こうした変化の渦中にあっても、なお、

拡大志向からの意識転換ができていない
会社は驚くほどたくさんあります。

人口減少時代では、大半の市場が縮小しますから、

他社とどこまで差別化するかによって、
勝ち負けが決まるといえます。

ただしそれは、強み以外の部分が同じ、
という大前提に立っている場合です。

経済が右肩上がりの時代では、
多少おおざっぱでも、
ブルドーザーのように組織を動かし、
強みに全勢力を注げば何とかなった。

けれど、低成長の時代では、
弱点を放置することは即、命取りになります。

…………………………………………………

 

 

「弱点を潰す綿密な経営」と「強みを伸ばす大胆な経営」

一見すれば、二律背反することを両立させる。

これこそが人口減少時代に勝ち残る条件である。

金子氏はそう説いておられます。

つまり、『弱点思考』とは、

 

「強みで勝負するには、弱点の克服が先決である」

 

という考え方なのです。大変興味深い視点です。

 

 

今ソフトバンクグループの“弱点”が露呈したのか??

「今回の決算はボロボロでございます」

「真っ赤っかの大赤字」

「これだけの赤字を出したのは創業以来」

孫正義氏が記者会見でこうコメント。

 

ソフトバンクグループの中間決算が先日発表されました。

 

★営業損益 155億円の赤字

 

前年同期の1兆4207億円の営業黒字から大幅に業績が悪化へ。

上記はこれを受けての発言でした。

今回の赤字の最大の要因は、投資先企業の不振です。

この投資先企業はどこか?

シェアハウス「WeWork」です。

孫正義氏が「WeWork」の創業者に惚れ込み、

1兆1130億円もの資金を投入。これが失敗だった??

フィナンシャルタイムズは「WeWork」
の適正な企業価値について、3000億円と見積もっています。

つまり、ソフトバンクは適正な企業価値の
3倍以上の過剰投資をしてしまった。

これが赤字の要因となっています。

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これだけの赤字を出せば、法人税の心配はしなくてよい??

普通に考えれば、そうなります。

しかし、同社は黒字決算時でも、

法人税をほとんど払っていなかった?

2018年3月期は純利益1兆円超。それでも、法人税ゼロ。

“孫正義マジック”なのか?

同社は2016年に英国半導体設計大手の
アーム・ホールディングスを買収。買収価額は3兆3000億円。

この株の一部を2018年3月期にグループ内のSVFに対し、

現物出資で譲渡しました。

つまり、アーム社の取得価額よりも時価評価額が低くなり、

税務上1兆4000億円に上る欠損金が発生したのです。

その結果、法人税ゼロ。

 

 

 

簡単にいえば、こんなロジックです。

▼プレミアムで高めに取得

▼時価が低くなった時点で、グループ法人に

安い金額(時価)で譲渡

▼結果として、欠損金の計上へ

つまり、グループ法人内で株を転売し、
法人税をゼロにしていたのです。

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国税当局は一連のスキームを問題視。

しかし、「税法上に問題あり」

とはまでは指摘できずに終わる。

一時は国税側も同社の手法に対し、

 

“伝家の宝刀”

 

を抜くことを検討したようです。

“伝家の宝刀”とは『法人税法132条』です。

「同族会社の行為計算否認規定」ともいわれています。

この意味するところは以下の通り。

 

 

「合法的な取引てあっても、経済的合理性が認められず、

法人税の負担を不当に減少させる行為の場合、

税務当局の権限で否認できる。」

 

 

しかし、税務当局は結局“伝家の宝刀”

を抜くことができませんでした。

水面下では、ソフトバンクグループと国税当局で
激しい駆け引きがあったようです。

それでも国税当局としては「経済的合理性がない」

ことを立証するのは厳しいと最終判断したのです。

しかし、国税当局は本件がよほど悔しかったのか?

この後、財務省に相談を持ちかける。

 

 

 

その結果、来年度に税制改正を盛り込むことを

10月に決定しました。

法律自体を改正し、ソフトバンクの
節税策を規制することを決定したのです。

2020年度税制改正大綱にて、

 

 

「企業の買収(M&A)に絡んだ節税の防止策を講じる」

 

 

方針を固めたとか。

 

 

ソフトバンクグループにとって、
赤字決算と言っても、

2018年3月期は節税策に起因するものでした。

しかし、今期の中間決算は完全なる、

“投資判断の失敗”による赤字でした。

 

 

過去の失敗からいかに学ぶか? この天才は徳川家康でした。

後に天下人になった家康が生涯に
一度の完敗を喫した合戦あり。

 

「三方ヶ原の戦い」

 

1572年、武田信玄は周到な西上作戦を展開。

その道中、信玄は家康の居城を横目に西上し、
徳川の本拠地を衝く姿勢を見せる。

そんな中、家康のもとに次の知らせが入る。
「信玄の軍勢が“一望千里”といわれた
三方ヶ原の台地が尽きるあたり、

祝田といわれる狭所で
大挙して食事をとる。」

 

重臣達は家康に出陣を自重するように説く。

しかし、当時31歳の家康の脳裏に織田信長が

27歳の時に成し遂げた「桶狭間の奇襲戦」がよぎったのか?

家康は怒りに任せて、出撃命令を出す。

しかし、これこそ信玄の謀略でした。

武田軍は食事などとらず、戦いに有利な高所を占め、
臨戦態勢をとって待ち構えていた。

家康軍は、袋のネズミ。迎撃され、完敗を喫したのです。

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家康の非凡さは、ここからです。

多くの成功者が自身の敗北をひた隠し
にしようとしたのとは裏腹に、自画像を描くように命じた。

しかめ面をし、曲げた左足を抱え込み、左手を顎にあてがい、

意気消沈した姿を自画像として敢えて残したのです。

この大敗北を肝に銘じる目的だったと言われています。

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時を経て、1600年の“天下分け目の関ヶ原の戦い”

に大敗北の教訓が生かされます。

石田三成率いる西軍は、決戦に備え、
大垣城に本拠を構えていた。

この城は交通の要所にあり、
東軍を迎え撃つには格好の場所。

この時点では、西軍が地の利を得ていたのです。

そこで、家康は大垣城の西軍をおびき出す作戦に出る。

 

 

「大垣城を無視し、三成の居城の
佐和山城を落とし、大坂を衝く」

 

こんな偽情報を西軍陣営に流した。

すると、驚嘆した三成は大垣城を出て、

関ヶ原で東軍を迎え撃つ作戦に変更。

これが勝敗の分かれ目となったのです。

偽情報を流し、城から敵をおびき出す。

これこそ、信玄が三方ヶ原の戦いで、
家康を相手に実践した戦法だったのです。

失敗から学ぶ姿勢を常に持っていた。

だからこそ、天下分け目の大一番に、

「敵に過去やられたことを逆に敵にやり返す」

ことができたのでしょう。

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役員退職金や含み損の資産売却などの
特別損失で赤字決算は問題ありません。

しかし、本業の不振で赤字決算になる。

この場合は、徳川家康の精神を学ぶべきでしょう。

 

 

銀行から融資を受ける中小企業の場合、
注意すべきは、粉飾決算です。

売掛金や在庫を水増しし、赤字決算を黒字決算にする。

この場合、税務署は何も言いません。

税金を払ってくれているからです。

また、中小企業には上場企業と違い、
会計監査がありません。

こうして当面は粉飾決算でも、やり過ごすことができる。

しかし、これはあくまで一時的な現実逃避にすぎません。

本当は利益が出ていないのに、
背伸びし利益を出して、税金を払う。

結果、本来必要のなかったキャッシュアウトが生まれます。

まさに悪循環です。粉飾決算が長期化する。

こんな事態は回避せねばなりません。

再生の現場では、金融機関が債務免除に
応じてくれるケースがあります。

しかし、過去に粉飾で黒字決算であれば、
繰越欠損金が申告書上に存在しない。

そうなると、債務免除益に対し、
ダイレクトに法人税等がかかります。

よって、税金を払えないばかりに
再生の望みが断ち切られてしまう。

こんなケースも中小企業ではあるようです。

 

 

粉飾決算は極論としても…

百点満点の完璧な組織はこの世に存在しません。

どんな組織でも何らかの経営課題は
抱えているものです。
残業ゼロで23年連続で増収増益を
実現させた名経営者がいらっしゃいます。

 

吉越浩一郎氏(トリンプ元社長)には、
こんな名言があります。

 

 

…………………………………………………

会社は成長する限り、問題はなくならない。

…………………………………………………

 

 

実質赤字はもちろんのこと、
弱点を潰すことに目を向けるべし。

強みを伸ばすことだけに
目を奪われていてはいけません。

これが令和の時代の下で、経営者に求められているのです。

今日も社長業を楽しみましょう。

こんにちは、JR大阪駅前のTFPグループの
税理士法人トップ財務プロジェクト代表の岩佐孝彦@税理士です。

先日、日本生命(神戸支社)にて相続税対策セミナーの講師を

務め、そのフォローとして『相続個別相談会』の対応をしました。

オーナー経営者の相続税対策のキモは何か?

以下の資産のマネジメントです。

 

 

▼事業用不動産

▼自宅不動産

▼自社株

 

 

上記3つの資産に共通するキーワードは、

『換金性が低い』

ということです。

これらを個人所有から法人所有へシフトチェンジを行う。

具体的には、資産管理法人に保有させることを検討すべし。

相続はナイーブな問題です

個別相談会では色んな悩みをぶつけてこられます。

税理士法38条を初め、士業には守秘義務がありますので、

その内容を明らかにすることはできませんが、

1件1件真摯に対応させて頂くことでクライアントの人生を

疑似体験することができ、本当に学びになります。

税理士はクライアントの懐の中身をつぶさに観察できる

ポジションにありますので、

 

 

「どうすれば、お金を稼げるのか」

「お金を残す経営者の思考回路はどうなっているのか」

 

 

をパターン認識できる機会に恵まれています。

本当に税理士冥利に尽きます。

クライアントの皆様に感謝!

今日も社長業を楽しみましょう。

こんにちは、JR大阪駅前のTFPグループの
税理士法人トップ財務プロジェクト代表の岩佐孝彦@税理士です。

前回の『兵站』の続きです。

まず、カネについて考えてみましょう。

経営における最重要の『兵站』は?

資金(=カネ)ですね。

倒産は、資金がついえた時に起きます。

銀行からどんなに多額の借入があっても、
たとえ債務超過であっても、資金が回っているうちは潰れない。
 

例えば、下記の『兵站』は必須です。

▼小規模企業共済 ⇒ 個人版“埋蔵金”システム

(注)医療法人理事長除く

▼倒産防止共済  ⇒ 法人版“埋蔵金”システム

(注)医療法人除く

▼経営者保険 ⇒ 一時期の販売中止状態が解除

▼銀行融資  ⇒ 信用のパイプづくり

『兵站』の本質的な機能は以下の通り。
作戦の実行において、

 

▼必要な物資を

▼必要な時に

▼必要な量を

▼必要な場所に

 

充足させることです。
次に、ヒトの面から考えてみましょう。

人手不足時代の中で最重要なのは、

 

『兵站 = ヒト』

 

です。「人手不足倒産」も増えています。

帝国DBによれば、2018年1~9月の
人手不足倒産は299件。

3年連続で前年同期を上回っています。

2013年以降の調査開始以降、最多を記録。

採用面接のあり方も変容しています。

例えば、新卒採用を行う組織の場合、従来のように、

 

「面接 = 学生を選ぶ場」

 

と捉えていると、良い人材は採用できません。

「面接 = 企業をアピールする場」

と考え方を転換しなければならなくなりました。
しかし、ヒトを雇わないと事業の発展なし?

採用を継続的にできなければ、
受注を止めなければならない?

ヒトを雇うために経営者は走り続ける?

:
:
:

これで本当に良いのでしょうか??

将来は閉塞感でいっぱい??

将来に希望が持てない??

働き方改革の機運の中で、
組織の作り方が変わりつつあります。

デジタル社会への移行です。

 

▼AI

▼RPA

▼ICT

▼Iot

これらへの対応が今後不可欠となりました。

神田昌典氏(カリスマ経営コンサルタント)
はこうおっしゃっておられます。

 

 

…………………………………………………

ほとんどの成熟事業は、
デジタルと組み合わせることにより、
再び成長を開始する。

…………………………………………………
デジタル社会への対応努力をする。

そんな組織を応援する施策が出ています。

平成30年度税制改正にて、
新たな優遇税制ができました。

 

 

『Iot税制』

正式名称は、コネクテッド・インダストリーズ税制。

▼データ分析により自動化するロボット・工作機械

▼センサー等のデータ収集機器

▼サーバー・AI・ソフトウェア等の
データ連携・分析に必要なシステム

▼サイバーセキュリティ対策製品

などなど。

 

 

上記の設備投資5000万円以上を行った場合、

 

▼特別償却30%

or

▼税額控除3%
(賃上げがあれば、5%)

の適用が可能となりました。

投資額の要件が大きいので、
適用できる組織は限定的でしょう。

ただ時流として、今後の税制改正にて、
さらなる拡充が予想される。

個人的にはそう考えています。

情報のアンテナを是非、張っておきましょう。

人手不足時代の中で、
同業他社に負けじとヒトの確保へ。

これは“レッドオーシャン”です。

人手不足時代の中で、
デジタル社会への変革に注力する。

これは“ブルーオーシャン”です。

人手不足時代の次は…

人余り現象が起きるのか??

 

 

『人生の勝率の高め方

~ 成功を約束する「選択」のレッスン』

(KADOKAWA)
著者の土井英司氏(カリスマ書評家)は、
この中で以下のように述べておられます。

 

…………………………………………………

僕がどのように時代の流れを
読んでいるのかというと、

すべての物事を「対義語」で
考えています。

今が「豊か」な時代なら、
次は「清貧」の時代になる。

今が「個人主義」の時代なら、
次は「全体主義」の時代になる。

「今を表す言葉と、その対義語は何か」

これを考えれば、
時代の波は読み取れるのです。

…………………………………………………

 

今が「人手不足」の時代なら、
次は「人余り」の時代になるのか??

AI、RPAの進展を見ても、そんな将来が見えてきます。

作業レベルの仕事しかできず、付加価値を提供できない。

そんな組織は将来ヤバい??

労働者の権利だけを主張し、
組織貢献を果たさないビジネスパーソン。

そんな人材も将来ヤバい??
ポスト人手不足を見据え、長期視点で先手を打っておくべし。

目の前のルーチン業務に追われ、
人手不足を嘆くだけではいけません。

 

 

日本では『兵站』を軽視してきた。

そんな歴史があります。

日本軍は真珠湾攻撃の奇襲に成功。

それなのに…

艦船を補修するための乾ドックや、
補給タンクに爆撃を与えず、放置した。

これが後になって、仇となる。

1942年のミッドウェイ海戦で、日本は大敗北を喫しました。

日本はミッドウェイ海戦に、

「赤城」
「加賀」
「蒼龍」
「飛龍」

の空母4隻を投入。

一方のアメリカは本来なら、

「エンタープライズ」
「ホーネット」

の2隻の空母しか用意できない。そんなはずでした。

4対2で日本軍有利??

本来なら、そんな構図だったのです。

しかし、司令長官ニミッツ大将は、
戦闘不能状態にあった空母

「ヨークタウン」

を真珠湾の乾ドックに入れる。

驚異的なスピードで補修し、
ミッドウェイ海戦に間に合わせたとか。

真珠湾攻撃の時に日本軍がもし
乾ドックを潰しておけば…

戦局は違ったものになっていた??

これが多くの歴史家の一致する見方です。

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孫氏の兵法やランチェスター理論で、
戦略を学ぶのもよいでしょう。

しかし、時流は戦略よりも『兵站』です。

 

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プロは兵站を語り、素人は戦略を語る。

…………………………………………………

 

時代の変わり目の今こそ、この格言を胸に刻むべし。

今日も社長業を楽しみましょう。

こんにちは、JR大阪駅前のTFPグループの
税理士法人トップ財務プロジェクト代表の岩佐孝彦@税理士です。

先日、東京出張でした。

医療法人向け資産防衛セミナーの講師を務めるためです。

東京駅前に東京五輪開催までのカウントダウンの

大きな時計がありました。

そんな中で、先日東京五輪のマラソン開催地が札幌へ。

日本陸運の幹部からは、今回の正式決定に戸惑いの声。

「4年も5年も前から選手やコーチ、スタッフは準備してきた。

ここで覆るのは極めて遺憾だ。」
「IOCの言うアスリートファーストは、
本当のアスリートファーストではないと思っている。」

「急に札幌に行けと言われても、
なかなか頭の中が切り替えられない。」

真夏の炎天下の中でのレースがゆえに、
多方面で物議を醸しています。

ただ『種の起源』で有名な格言あり。

 

 

「最も強い者が生き残るではない。

唯一生き残ることができるのは、変化できる者である。」

 

日本人ランナーには是非、札幌の地で頑張ってほしいですね。

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:

クライアントの中には多数のランナーがいらっしゃいます。

ホノルル、神戸、大阪など各地のマラソンを完走した。

そんなニュースを毎年耳にし、敬服の限りです。

マラソンはレースの前・中・後の

 

『補給』

 

が大切であるといわれます。

レース前にアミノ酸。

レース中の給水はこまめに行う。

レース後は30分以内に糖質とタンパク質。

フルマラソンは長距離・長時間にわたり、
運動し続けるスポーツです。

ゴールにたどり着くためには、エネルギーを計画的に、

 

『補給』

 

する必要があるのです。

経営においても『補給』が大切である。

そう認識させてくれる名著があります。

 

 

『補給戦 ~ 何が勝敗を決定するのか』(中公文庫)

 

 

著者は、マーチン・クレフェルト氏。

著名な戦史家でいらっしゃいます。

ナポレオン戦争から第二次世界大戦の
ノルマンディ上陸作戦に至るまで代表的な戦闘について、

 

 

『補給 = 兵站(へいたん)』

 

 

という観点から徹底分析されています。

古今東西、戦争の勝敗を分けたものとは?

本書では以下のように述べられています。

 

…………………………………………………

第二次世界大戦よりもはるか昔から、
戦争のあり方を規定し、その勝敗を分けてきたものは何か。
それは戦略ではなく、兵站だった。

兵士1人あたり1日3000Kcalの
食糧をどれだけ前線に送り込めるか。

そうした補給の限界が戦争の形を規定してきたのである。

…………………………………………………

 

兵站とは何か?

戦場において戦闘部隊の後方に当たる。

そして、人員・兵器・食料などを補給する。

そうした後方連絡線の確保にあたる活動機能のことを言います。

実は、戦争理論を構成する、3つの要素があります。

 

 

▼戦略

▼戦術

▼兵站

 

 

エリート達が優秀な頭脳を駆使し、
壮大な戦略を立案する。

しかし、多くは机上の空論で終わる。

現実の戦いは常に不確実であり、戦略通りになど行かない。

計画の実行を阻む予測不可能な障害や
過失、偶発的出来事に満ち溢れている。

戦史家のアントワーヌ・ジョミニ氏は、
こんな有名な格言を説いています。

 

…………………………………………………

プロは兵站を語り、素人は戦略を語る。

…………………………………………………

現代の経営においても戦略よりも、

 

 

『補給 = 兵站』

 

は極めて重要度を増しています。

兵站(=経営資源)と見立てれば、

 

 

▼ヒト

▼モノ

▼カネ

▼情報

 

 

になるでしょう。

上記4つの『兵站』の中で、

 

▼大増税時代  ⇒ カネ

▼人手不足時代 ⇒ ヒト

 

という外部環境が起因しています。

ヒト&カネ(=兵站)をどう確保するか?
今日の時代の変わり目の中で、
経営者に求められている命題です。

今日も社長業を楽しみましょう。

 

 

 

こんにちは、JR大阪駅前のTFPグループの
税理士法人トップ財務プロジェクト代表の岩佐孝彦@税理士です。

ベストセラー多数。著書140冊以上。

日経トップリーダーの『トップのCD』で
現在講話の担当も務めていらっしゃる。

そんな実績を有する経営コンサルタントの
小宮一慶先生はこうおっしゃられます。

…………………………………………………

権限を持てば持つほど「公私混同」をしがちなのが人間です。

経営者が公私混同をすれば、部下は働く気をなくします。

経営者の高級車や家族旅行のために、
一生懸命働こうなどという部下は誰もいないでしょう。

そうすると、余計に組織のパフォーマンスが悪くなる。

業績も下がるでしょう。

経営者も大した給与を取れず、余計に公私混同をしてしまう。

悪循環になるのです。

しかし、私は決して経営者に聖人君子になれ。

そう言っているのではありません。

私だって、なれません。

しかし、経営者には会社や自分が預かる組織を良くする。

そんな責務があるのです。

公私混同をなくし、良い会社、良い組織を築く。

そして、高いパフォーマンスを上げ

ベストセラー多数。著書140冊以上。

日経トップリーダーの『トップのCD』で
現在講話の担当も務めていらっしゃる。

そんな実績を有する経営コンサルタントの
小宮一慶先生はこうおっしゃられます。

 

…………………………………………………

権限を持てば持つほど「公私混同」をしがちなのが人間です。

経営者が公私混同をすれば、部下は働く気をなくします。

経営者の高級車や家族旅行のために、一生懸命働こう

などという部下は誰もいないでしょう。

そうすると、余計に組織のパフォーマンスが悪くなり、

業績も下がります。

経営者も大した給与を取れず、余計に公私混同をしてしまう。

悪循環になるのです。

しかし、私は決して経営者に聖人君子になれと

言っているのではありません。

私だって、なれません。

しかし、経営者には会社や自分が預かる組織を良くする。

そんな責務があるのです。

公私混同をなくし、良い会社、良い組織を築く。

そして、高いパフォーマンスを上げる。

その結果、経営者は高い給与を取り、

疑義のある時は自分のお金を使うのです。

…………………………………………………

 

 

いやあ、耳の痛いお言葉です。

経営者が公私混同すれば、運気が下がり、社運は落ちる。

(汗)

しかし、上記の小宮先生のお言葉は、
綺麗ごとや理想論ではありません。

実践されていらっしゃる経営者は、数多く存在します。

地方の名士の企業経営者の資産防衛のお手伝いをしていると、

上記の理念を有する経営者との出会いが数多くあります。

だから、遠征は面白いですね。

私(岩佐)も経営者の端くれとして、大変学びになります。

 

 

「移動距離と情報量は比例する」

 

 

船井幸雄先生の名言は真実でした。

いつも本当にありがとうございます!

 

 

以上、税法の視点から“運気”を見ました。

次は、労働法です。労働法の視点から“運気”を考えましょう。

労働法の中の一つに『労働契約法』があります。

民法や判例などの労働関係の民事ルールを
一つに取りまとめて、労使にとってわかりやすいものにする。

つまり、個別紛争を未然に防ごうという目的で作られました。

労働契約法には『労働契約の原則』として、
以下の定めがあります。

 

 

▼信義誠実の原則

労働者及び使用者は、労働契約を遵守するとともに、信義に

従い誠実に権利を行使し、義務を履行しなければならない。

▼権利濫用の禁止の原則

労働者及び使用者は、労働契約に基づく権利の行使に

当たっては、それを濫用することがあってはならない。

 

 

上記の「主語」に注目下さい。

「労働者及び使用者」になっています。

「使用者」だけではありません。

「労働者」にも節度を求めているのです。

つまり、こういう意味です。

 

 

「労働契約に書いていないことでも、契約の相手方に

思いやりを持った行動をしなさい。

これは、使用者だけでなく、労働者にも求められますよ。」

 

 

LINEで経営者に突然退職意思表示。

誠意ある引き継ぎもなく、
突然仕事を放りだす社員が増えているのか?

ここ数ヶ月、毎月そんな相談を受けます。

働き方改革の機運が高まる中で、
行き過ぎた労働者の権利主張も見られます。

 

ただこれでは、その労働者自身の運気は
間違いなく下がるでしょう。

その職場を辞めても、労働者の仕事人生はこれからも続きます。

“立つ鳥跡を濁さず”

とは本当によく言ったものです。

経営者も労働者も垣根を越えて、あらゆるビジネスパーソンに

“節度”ある行動が今求められています。

 

 

 

今年のプロ野球日本シリーズ。見事4連勝で読売巨人軍を撃破。

ソフトバンクが日本一へ。

そんなソフトバンク会長の王貞治氏を
現役時代こう評した偉人がいました。

 

 

「王はひまわり、私は月見草」

 

 

そうです。野村克也氏です。

野村氏と言えば、ID野球ですね。

データに基づく緻密な采配の名監督でいらっしゃいました。

そんな野村氏が一見データと真逆に見える、

 

“運”

 

について語った著書があります。

 

『運の正体』(竹書房)

 

野村氏の有名な名言があります。

…………………………………………………

勝ちに不思議の勝ちあり、負けに不思議の負けなし

…………………………………………………

 

 

「負けたのは、運が悪かっただけ」

これで片付けるのは思考停止だとか。

逆に「日頃の行いが良ければ、良いことあり」
の根拠として以下を挙げておられます。

 

▼物事に対して、正しいプロセスで取り組んでいること

▼行いが良い = 方法が正しい

▼他人に認められる努力をしていること

▼行いが良い = 他人に認められる

現在メジャーリーガーで活躍中の元楽天の田中将大投手。

田中投手は日本球界ラストイヤーに20勝を挙げました。

彼がたとえ打たれても、打線の援護あり。

不思議と負けがつきませんでした。

それを野村氏はこう評しました。

 

「マー君 神の子 不思議な子」

 

田中投手は当時チームメイトから信頼されていたそうです。

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田坂広志氏は『究極のポジティブな人生観』

を体得していく方法として、
以下のように整理されていらっしゃいます。

 

 

 

▼第一の覚悟

自分の人生は、大いなる何かに導かれていると、信じる

▼第二の覚悟

人生で起こること、すべて深い意味があると、考える

▼第三の覚悟

人生における問題、すべて自分に原因があると、引き受ける

▼第四の覚悟

大いなる何かが自分を育てようとしていると、受け止める

▼第五の覚悟

逆境を超える叡智は、すべて与えられると、思い定める

 

 

 

志や使命感を抱いて歩む人物がなぜ「良い運気」

を引き寄せるのか?

 

「大いなる何かが自分を導いている」

「大いなる何かが自分を通じて、
何かを成し遂げようとしている」

 

そんな感覚を抱いているからだそうです。

いやあ、この本は凄い。最先端量子科学で運気を解き明かす。

成功者たちが心の中では思っていても、
絶対に口にしないタブーを書いた。

 

「田坂先生、ぶっちゃけたな」

 

私(岩佐)は唸ってしまいました。

御年68歳にして、運気の科学的根拠を明らかにされた。

敬服の限りです。

法律の範囲内なら、何してもOKなのではありません。

労働契約法には罰則規定がないから、
何してもOKなのではありません。

税務署に見つからなければ、
何してもOKなのではありません。

税務調査でもし何のお咎めなかったとしても…

社運が下がれば、業績がダウンし、
お金は手元から消えていきます。

人生すべて、帳尻が合うようにできているのです。

私(岩佐)が税理士登録20年を超えた今、
痛切に感じることとは何か?

それは以下の通りです。

 

▼節税努力はもちろん大切である。

▼そのための税務戦略はキモである。
思考停止状態になってはいけない。

▼脳みそに汗をかいて、顧問税理士と知恵を絞るべし。

▼しかし、その目的や動機が大切である。

▼それが単なる私腹を肥やすためであるのか?

▼それとも、組織や創業家を守るという
使命感に裏打ちされたものであるのか?

▼上記を常に自問自答しながら、
税理士業務を遂行しなければならない。

▼これこそ税理士の職業使命である。

 

 

そう考えているのです。

その行為が“運気”を上げるのか?

それとも、下げるのか?

常に意識したいところですね。自戒の念を込めて。

今日も社長業を楽しみましょう。

 

こんにちは、JR大阪駅前のTFPグループの
税理士法人トップ財務プロジェクト代表の岩佐孝彦@税理士です。

今日から11月ですね。

この1週間お尋ねを受けた話題とは?

1億3800万円の無申告と所得隠し。

お笑いコンビ「チュートリアル」の徳井義実氏の申告漏れ。

世間を賑わせていますね。

法人設立は2009年。それ以来、申告期限内の納税は皆無。

3年分をまとめて納付するなどの行為を繰り返していたとか。

TV出演時の私服代の経費計上も否認されたとか。

しかし、もしこうしていれば…

経費として認められていた??

TV出演時はマネージャーに必ず写真撮影させる。

その写真は出演時の衣装が仕事用であるとの証拠書類。

そのうえで経費として計上する。

毎年適正申告しながらも、合理的な節税努力をしておけば…

痛手は大きくなかった??

本当に遺憾です。しかし、本件は極めて悪質性は高い。

よって、課税当局に交渉の余地なし。

指摘されるがままに修正申告するしかなかったのでしょう。

板東英二氏も2012年に7500万円の申告漏れ発覚。

それ以来、仕事が激減したとか。徳井氏の今後はいかに??

人生の“運気”が下がるのは間違いありません。

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法令遵守、コンプライアンス。これは言うまでもなく大切です。

徳井氏の件は論外でしょう。情状酌量の余地はありませんね。

それでは、法令を守り、脱税しなければそれでよし?

決してそうではありません。

合法であれば、どんなお金の使い方をしてもOK?

決してそうではありません。

大切なのは、

 

 

“運気が上がるお金の使い方”

 

 

をしなければならないということ。

そう再認識させられた書籍があります。

 

 

『運気を磨く 心を浄化する』(光文社新書)

 

 

おいおい、この本ってオカルト本?

またまた、胡散臭い本を読んじゃって…

岩佐は遠征続きで頭がイカれたのか?

そんなふうに思われた方もいらっしゃるかもしれませんね。

しかし、ご安心を!

(笑)

著者は、田坂広志氏。

東京大学大学院で原子力工学を専攻。

1987年、米国シンクタンク、バテル記念研究所客員研究員。

1990年、日本総合研究所設立に参画。

2010年、世界賢人会議ブタベスト・クラブの日本代表就任。

2011年、内閣官房参与に就任。

現在5200名のリーダーが集まる「田坂塾」を主宰。

 

 

 

「仕事の思想」

「仕事の報酬とは何か」

「人生の成功とは何か」

「企画力」

「なぜ、時間を生かせないのか」

「未来を拓く君たちへ」

「使える弁証法」

「なぜ、優秀な人ほど成長が止まるのか」

などなど著書90冊余。

 

 

中でも「仕事の報酬とは何か」は名著。

私どもの社内研修TFP大学でも、

課題図書として社員教育用として使用。

そんな田坂氏が“運気”を論じるとなれば…

手に取らないわけにはいきません。

 

 

非科学的と言われながらも、誰もが信じているもの。

それが“運気”です。

人類数千年の永い歴史の中で、この広い世界の中で、

誰もが“運気”を信じている。

それゆえ、古今東西、無数の本が出版。

運気を向上させたり、良い運気を引き寄せる。

その方法論が様々述べられてきました。

その内容といえば、心の世界を「ポジティブな想念」

で満たせば、ポジティブなものを引き寄せ、
良い運気を引き寄せるということ。

しかし、田坂氏はこう述べておられます。

 

 

 

…………………………………………………

我々が本当に「良い運気」を引き寄せたいと思うならば、

心の中をポジティブな想念で満たす前に何よりも、

心の中に数多くの存在する、

ネガティブな想念を消していかねばならない。

そして、心の中をポジティブな想念で満たそうとするとき、

心の奥深くにネガティブな想念が生まれない、

賢明な方法を採らなければならないのである。

…………………………………………………

 

 

 

なぜ「愚痴の多い人」から「良い運気」が去っていくのか?

表面意識の世界がネガティブな想念で満たされていると、

その想念が自然にネガティブな言葉となり、
口を衝いて出るため、周囲の人を遠ざけてしまうからだとか。

 

 

一つ間違えば、経営者にとって、
運気が下がるお金の使い方とは何か?

例えば『接待交際費』があります。

交際費の名のもと、経営者自身の遊興費になっている??

公私混同の温床になりかねません。

私(岩佐)は社内でこう公言しています。

「法人のお金を使って、ネオン街で私は一切遊びません。

わが社の帳簿にそんな経費は一切計上されていません。

だから、安心してくれてOK。

社運が下がるといけないから、そんなお金は使いません。」

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法人税法上では損金算入枠として、

『年間800万円まで』という縛りが設けられています。

《注》

資本金1億円以下の中小法人の場合

交際費の経費制限は昭和29年にスタート。

この制度の主旨は以下の通り。

▼法人税を納めるよりも、接待交際費を増やして

利益を減らす行為に歯止めをかける。

▼過剰な接待など冗費性が高いがゆえに、法人の内部留保が

少なくなり、財務基盤が毀損されるのを防止する。

 

 

平成25年4月1日前に開始する事業年度においては、

年600万円まで90%損金算入OK。

そして、平成26年度税制改正で現行に変更されました。

つまり、平成26年4月1日以後開始する事業年度においては、

年800万円まで損金算入OKになったのです。

となれば…

接待交際費にならないような
お金の使い方をしなければなりません。

 

 

交際費にならない代表例は以下の通り。

▼社員の慰安のために行われる旅行のために通常要する費用

(例)社内旅行の目安は1人10万円程度

▼1人あたり5000円以下の飲食代

(例)3人の会食なら1万5千円以下

▼カレンダー、手帳その他に類する物品を
贈与するために通常要する費用

 

 

 

節税はマネーゲームではありません。

“数字遊び”でもありません。くれぐれも注意して下さい。

また、税理士を20年以上やっていると、
頭の悪い私(岩佐)でも、パターン認識ができるようになる。

こんな一つの傾向も見えてくるんですね。

 

 

 

「年800万円超の接待交際費を計上する法人は、

銀行借入も多い。」

 

 

わが社のスタッフは自分の担当先を思い浮かべながら、

「確かにその通りだな。」

と頷くことでしょう。ドキッとされた方はごめんなさい!

(笑)

 

銀行借入のデッドラインと言われる「年商の2分の1以下」

を超えているケースが多く見られるのです。

交際費を“湯水”のように使う。

すると、「財務規律」を見失うのか?

確かに無借金経営は“美”ではありません。

しかし、「財務規律」は大切です。

何事も節度とバランスが重要です。

今日も社長業を楽しみましょう。

こんにちは、JR大阪駅前のTFPグループの
税理士法人トップ財務プロジェクト代表の岩佐孝彦@税理士です。

先日、1泊2日で大分県へ遠征でした。

私(岩佐)と同じ年齢で、高収益企業の創業家の経営者の

持株会社シナリオの推進のためです。

新幹線で小倉駅に着いたら、特急ソニック号に乗り換え。

JR大分駅に着くと、驚かされるのが駅構内に、

「温泉に入る時のマナー」

が掲示されていること。

さすが、日本一の「おんせん県」です。

 

 

「温泉で髪や手拭いを濡らさない」

「湯船の縁に座らない」

「温泉に水を入れない」

 

 

などイラスト入りで解説。

大分では温泉マナーに厳しいんですね。

マナーを守らなかったら、せっかく温泉に入っても、
運気が下がる??

有意義な大分遠征となり、ありがとうございました。

明日は東京にて医療法人向け資産防衛セミナー講師の予定。

まさに東奔西走(?)で今週は移動がハードです。

そうなると…

アラフィフのおっさんには体調管理が大変です。

(汗)

大分から大阪のオフィスに戻るなりすぐに整骨院へ

駆け込み、腰痛のケアをみっちりしてもらいました。

整骨院でエネルギーチャージで明日は東京に乗り込み、

魂込めて2時間お話しします。

日帰りで東京から戻った後、

金曜日は月初の社内研修TFP大学の開催です。

年末調整の作戦会議も実施予定。

今年もあと2ヶ月ほどになりましたね。

12月にはスタッフにとっての “魂のご馳走 = 冬季賞与”

が待っています。スタッフ一同、頑張ります!

 

 

ベストセラー多数。著書140冊以上。

日経トップリーダーの『トップのCD』で
現在講話の担当も務めていらっしゃる。

そんな実績を有する経営コンサルタントの
小宮一慶先生はこうおっしゃられます。

 

 

…………………………………………………

権限を持てば持つほど、

「公私混同」

をしがちなのが人間です。

経営者が公私混同をすれば、
部下は働く気をなくします。

経営者の高級車や家族旅行のために、
一生懸命働こうなどという部下は
誰もいないでしょう。

そうすると、余計に組織のパフォーマンス
が悪くなり、業績も下がります。

経営者も大した給与を取れず、
余計に公私混同をしてしまう。

悪循環になるのです。

しかし、私は決して経営者に聖人君子に
なれと言っているのではありません。

私だって、なれません。

しかし、経営者には会社や自分が預かる
組織を良くする責務があるのです。

公私混同をなくし、
良い会社、良い組織を築く。

そして、高いパフォーマンスを上げて、
経営者は高い給与を取り、

疑義のある時は自分のお金を使うのです。

…………………………………………………

 

 

いやあ、耳の痛いお言葉です。

経営者が公私混同すれば、
運気が下がり、社運は落ちるのです。

(汗)

しかし、上記の小宮先生のお言葉は、
綺麗ごとや理想論ではありません。

実践されていらっしゃる経営者は数多く存在します。

地方の名士の企業経営者の資産防衛の
お手伝いをしていると、

上記の理念を有する経営者との出会いが数多くあります。

だから、遠征は面白いですね。

私(岩佐)も経営者の端くれとして、大変学びになります。

 

「移動距離と情報量は比例する」

 

船井幸雄先生の名言は真実でした。

今日も社長業を楽しみましょう。