こんにちは、JR大阪駅前の税理士法人&
経理代行事業のTFPグループ代表兼CEO
岩佐孝彦@税理士です。
米国とイランの停戦が延長。
米国政治外交史が専門の
三牧聖子氏(同志社大大学院)。
同氏はこうコメントしました。
「期限を示さない停戦延長の表明は、
今回の軍事行動は
致命的な誤りだったと、
トランプ大統領が
認めているようなものだ。
落としどころが無く、
うやむやにしようと
しているのかもしれない。」
先日も紹介した、3月31日付の
『社長100人アンケート』
(日経新聞社)
を再び見てみましょう。
▼半年後(2026年9月頃)の
国内景気の見通し
★拡大基調(35.0%)
⇒ 前回調査:67.4%
(2025年12月)
⇒ 大きく後退へ
★悪化(16.8%)
⇒ 前回調査:1.4%
⇒ 大きく上昇へ
このように年明けから3ヶ月で、
景況感がガラリと変わっています。
半年後の景況感の悪化要因は、
以下の通り。
▼資源や原材料価格の上昇(87.5%)
▼地政学的リスクの高まり(70.8%)
▼インフレの進行(33.3%)
▼個人消費の減速(29.2%)
▼物流の停滞(同上)
トランプ政権の強引な対外政策により、
不確実性が高まっています。
経営者の使命は時流適応。
上場企業の社長100人は頭の中で、
今何を考えているのか?
「今後半年で
対応しなければならない項目」
として以下が掲げられています。
▼価格転嫁(35.0%)
▼物流ルートの変更(28.7%)
▼取引先のリスク点検(25.2%)
▼海外拠点からの退避計画の点検
(18.9%)
▼在庫の積み増し(18.2%)
価格転嫁(値上げ)は、
最強の経営戦略です。
詳しい説明は省略しますが、
会計学的に見ても、
▼販売数量UP
▼原価圧縮
▼固定費削減
よりも利益貢献度が最も高いのは、
▼販売単価UP(値上げ)
の一択です。
国内の景況感が
半年後に悪化する前に、
このタイミングでの
価格転嫁は確かに有効でしょう。
その他注目すべきは、
「在庫の積み増し」
です。
在庫はキャッシュフロー上では、
本来寝ている資金ですが、
供給網の分断リスクを
前提にした備えといえます。
TOTOが4月13日にユニットバスの
新規受注停止を発表しましたが、
20日に一転し、
受注再開を表明しています。
ただLIXILなど各社とも
納期は不透明との姿勢です。
在庫を積み増すには、
「手持ち資金の増強」
が大前提でしょう。
4月27日~28日に開かれる
金融政策決定会合では、
日銀の利上げは見送りの公算大。
6月までは現行の0.75%で
据え置きへ。
資金調達は今がチャンス!?
皮肉なことに、
弱い企業ほど危機感をもって、
即断即決で速攻すべきなのに、
何かと言い訳しながら、
いたずらに時間ばかり経過し、
後手に回っています。
一方、
強い企業ほど危機感をもって、
用意周到に事を進めています。
常在戦場。
あなたは経営者として、
半年後に備え、
どんな打ち手を実行しますか?
今日も社長業を楽しみましょう。