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【危機管理】アサヒビール頑張れ!!

こんにちは、JR大阪駅前の税理士法人&

経理代行事業のTFPグループ代表兼CEO

岩佐孝彦@税理士です。

 

アサヒビールに激震が走っています。

先日サイバー攻撃を受けました。

 

身代金要求型の

「ランサムウエア」

被害に遭った可能性もあるとか。

 

これに伴い生じた

システム障害によって、

全国約30の工場の多くで

生産停止しており、

復旧の目途が立たず。

 

国内の酒類・飲料・食品の

受注や出荷がすべてストップ。

昨年も江崎グリコが

システム障害に陥り、

プッチンプリンの販売再開に

約4ヶ月も要しています。

 

全国チェーン展開の

和食店の木曽路は、

「ザ・プレミアム・モルツ」

 (サントリー)

「一番搾り」

(キリンビール)

といった他社製品に切替えへ。

 

ビール業界全体に

大きな影響を及ぼしそうです。

 

私たち経営者にとっては、

危機管理を再認識させられますね。

 

「めったに起きんだろう」

 「希望的観測」

 

という言葉は脳内辞書から

永久追放すべきでしょう。

 

Amazon創業者の

ジェフ・ベゾフ氏はこう言いました。

………………………………………… 

アマゾンは大きすぎて

潰せない存在ではない。

私はいつか

アマゾンは潰れると考えている。

アマゾンは倒産するだろう。

大企業を見ると、

その寿命は30年程度。

100年ではない。

………………………………………… 

 

世界的企業のトップですら、

このように考えているのです。

 

我が国の事業所の

99.7%を占める中小企業など、

風前の灯なのかもしれません。

防災をテーマにした書籍には、 

 【正常性バイアス】

 

という概念がよく登場します。

 

自分にとって

都合の悪い情報を無視したり、

過小評価してしまう認知バイアス。

 

災害や事故の最中でも、

 

 「自分は大丈夫」

 「まだ大丈夫」

 

と考えて行動したり、

逃げ遅れる原因となる。

 

つまり、危機が迫っているのに、

安心した気持ちに逃げ込み、

動けなくなるという心理のこと。

 

この心理は災害時だけに限らず。

 

人手不足時代の本格化の中で、

2030年問題が取り沙汰されても、

 

 「何とかなるさ」

 「まだ大丈夫」

 

と思い込み、対応を先送りへ。

 

しかし、

他社が動いていないからといって、

それが何も起こらない根拠には

ならないでしょう。

 

むしろ他社が動いていない時こそ、

自社が率先して動くべきなのです。

 

備えが空振りに終わるのは問題なし。

取り越し苦労はOK。

失うのは少しの労力とコストだけ。

 

しかし、

 

「大丈夫だろう」

 

と備えを怠ったときに、

最悪の事態が起きれば、

その代償は取り返しのつかぬものへ。

 

最悪を想定し、最善を尽くす。

これが危機管理の要諦ですね。

 

あらゆる組織の危機管理上、

注意すべき事象は、

 

【属人化】

 

でしょう。

 

替えの利かない人材というのは

諸刃の剣です。

 

「あなたがいないと困る」

 

と言われて、

嫌になる社員はいません。

トッププレーヤーのエース社員が

他社に引き抜かれて、

その会社がピンチに陥るとします。

 

最初は「あなたがいないと困る」と

引き留めるでしょうが、

経営者は残されたメンバーを

信じなければなりません。

 

 「一時的にピンチかもしれないが、

  このメンバーなら大丈夫」

 

とトップとして伝える。

 

そうすると、思いもよらなかった

社員が代わりにエース級の活躍へ。

そうして人の成長を信じ、

入れ替わりが起こる組織こそ、

 

 「良い組織」

 

なのです。

 

仕組みがあれば、

危機は乗り越えられる。

 

その危機を乗り越えれば、

組織は脱皮し、成長するのです。

 

創業21年&税理士登録28年の

経験則に基づく実感です。

 

つまり、

 

「組織の中で、

 替えが利くようにしておく」

 

仕組みこそが優秀な組織です。

 

属人化はリスクです。

 

1人の社員にオペレーションが

依存している状態で、

その人が退職すると、

オペレーションが回らなくなる。

組織の中で属人化しやすいのは、

経理業務です。

 

経営者は営業や生産管理に

精通しているが、

 

経理は担当者に任せきりで、

ブラックボックス化している。

 

その人が休んだりすると、

誰もわからないから、

休みが明けるのを待つ。

 

そんな中で経理担当者が

突然退職してしまった、、、

 

何がどうなっているのか、

さっぱりわからない、、、

 

 

突然の経理担当者の退職は、

本当に困りますね。

 

経理業務の空白は、

 

▼支払い遅延による信用毀損 

▼請求モレによる回収遅延

▼資金繰りの見えづらさ

 

といった経営リスクになります。

ただご安心ください。

 

そんな時は私共TFPグループの

バックオフィスBPOサービスの

ご活用を検討して下さい。

 

………………………………………… 

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………………………………………… 

 

私共のバックオフィスBPOサービスは、

属人化を徹底排除し、

完全在宅ワーカーを

組織化しています。

 

出産など家庭の事情で

突然の離職があっても、

替えはいつでも利く 

組織体制を敷いております。

 

急に担当者が辞めても、

業務を止めない。

 

あなたの組織の経理機能を

「業務の可視化ノウハウ」

によって迅速に再稼働へ。

 

ビール業界に話を戻すと、、、

個人的には、

「スーパードライ」

が一番好きなので、

アサヒビールの販売再開を

首を長くして待ちたいです。

今日も社長業を楽しみましょう。 

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