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【コスト概念】三流・二流・一流の違い

こんにちは、JR大阪駅前のTFPグループ

税理士法人トップ財務プロジェクト代表

岩佐孝彦@税理士です。

 

前回のお話の続きです。

社会保険料とどう対処するのか?

 

ここに私(岩佐)は、

経営者としてのコスト概念が

凝縮されると考えています。

 

インフレ下の今日では、

コスト削減努力も限界に達している。

 

賃上げはもちろん、

エネルギーコストも上昇し、

価格転嫁の機運で、

仕入原価も上昇している。

失われた20年と言われた

デフレ時代は、

コストをとにかく削減して、

利益を捻出する。

 

そんな経営手法が

時流だったかもしれません。

 

しかしインフレ下の今日では、

もはや通用しません。

 

人件費を無理に抑制すれば、

採用も定着もおぼつかない。

 

取引先に対しても、

価格転嫁を容認しなければ、

取引してもらえなくなっています。 

 

コスト削減だけに走ると、

経営が危うくなっていく。

そんな時代に変化しているのです。

 

経営者としての

コスト概念はどうあるべきか?

 

▼三流のコスト概念

⇒ ムダ金を使う

⇒ 接待交際費(冗費)に注意!

⇒ 売上高の0.5%基準

⇒ 税務署は決算書をAI分析

  (調査対象選定基準の一つ)

 

▼二流のコスト概念

⇒ ローコストオペレーション

⇒ ケチケチ作戦で、

  コスト削減に走る

⇒ 現場が疲弊していく

 

▼一流のコスト概念

⇒ リーン&ストラテジック

⇒ 贅肉(ムダ金)をそぎ落とす

  (リーン)

⇒ 浮いたコストを

  戦略的に未来投資に回す

  (ストラテジック)

⇒ インフレ対応ビジネスモデルへ

 

一流のコスト概念として、

いの一番にリーンすべきは、

社会保険料になるでしょう。

 

インフレ下では、

リーンすべきコスト対象を

他に見つけるのは大変です。

 

 

オーナー経営者として、

社会保険料の適正化対策は万全か?

 

▼役員報酬(社内で最高給取り)の

 取り方の検討

*現役世代パターン

*65歳以上パターン

 

▼社会保険料のかからない

 お金の取り方の実行

 

▼退職金制度の時流適応

*中退共や養老保険では、

 社会保険料の節減効果なし

以上、顧問税理士にご相談下さい。

 

リーン&ストラテジックで

コストと賢く付き合うべし。 

今日も社長業を楽しみましょう。

 

 

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