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『GoToトラベル』vs『GoToデジタル』

こんにちは、JR大阪駅前のTFPグループの
税理士法人トップ財務プロジェクト代表の岩佐孝彦@税理士です。

本日22日より国の観光支援事業、

『GoToトラベル』

がスタートしましたね。

宿泊やツアーなどの旅行代金の最大50%を国が支援する。

そんな制度です。

但し、東京を発着する旅行は、割引の補助から除外へ。

コロナ感染者数の状況から、やむ得ない措置です。

私(岩佐)も来週、東京にてセミナー講師を

当初務める予定でしたが、主催様のご配慮により、

『オンラインセミナー』

に切り替わることになりました。

大阪発で、東京を初め、全国各地へ配信します。

主催者のご配慮に感謝!

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7月21日付の日経新聞朝刊一面に、

「社長100人アンケート」

の結果が掲載されていました。

記事によれば、以下の通り。

▼事業環境がコロナ前水準に回復するのに要する時間は?

 *1年     33.5%

 *2年     38.0%

 *3年     13.3%

 *4年      0.9%

 *5年以上    0.9%

 *戻ることはない 2.7%

  ∴2年以上:過半数(55.8%)

▼今後のオフィスの在り方は?

 *オフィス面積の縮小    37.9%

 *シェアオフィスの活用   34.5%

▼第2波への備えは?

 *テレワークの体制づくり   87.6%

 *サプライチェーンの見直し 42.1% 

 *キャッシュの積み増し   33.1%

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さあ、この結果から、あなたは何を読み取りますか??

『GoToトラベル』風に考えると、、

『GoTo デジタル』  

『GoTo Future(=未来)』 

  なのか、

『GoBack リアル』  

『GoBack Past(=過去)』

  なのか。

あらゆる経営者にいま、このテーマが突きつけられています。 

400万部を突破。

米国の上場企業11社を徹底研究。

ジム・コリンズ氏の名著、

『ビジョナリー・カンパニー2 ~ 飛躍の法則』(日経BP社)

の冒頭に有名なフレーズがあります。  

…………………………………………………

良好(Good)は、

偉大(Great)の最大の敵である。

…………………………………………………

今がGoodだと、Greatになるチャンスを

みすみす逃してしまう。

今ソコソコ儲かっている。

もうこれで十分。

今までのことを変えてまで、変わりたくない。

変化は難しいのです。

しかし、今日のコロナ禍下での

 「社長100人アンケート」

を見れば、経営者の私たちに今気づくべきは、

 “新しい学びの時代”

に入っているということ。

学びと言えば、やはり東京大学です!

東京大学第27代総長の佐々木毅氏の著書、

『学ぶとはどういうことか』(講談社)

の中にこんな意味深な記述があります。

…………………………………………………

学びには、「想定」の枠内での学び

  と、

「想定」の枠を超える学びがある。

「学ぶ」という行為の大半は、

ある種の「想定」を持つことと密接不可分の関係にある。

「想定」は人間が予見する動物である。

このことと深く関係している。

一方、「想定外」のことを考える。

このことでそれだけ、

 「思考の自由度」

が高まり、これまでの

 「想定」

の見直しにとどまらず、

新しい「学び」へのチャレンジの機会になる。

それは新しい社会づくりの突破口になるかもしれない。

…………………………………………………

この本が書かれたのは、東日本震災の直後。

ただ今日のコロナ禍に必要なことがドンピシャで書かれています。

私たち人間は常に何かを「想定」しています。

しかし、その「想定」がコロナで崩れた。

まさか、リアルの世界で、人と人とが接触できない??

こんなことは誰も想定していませんでした。

「想定」がまさに崩れた。

だから、ショックなのです。

「コロナ・ショック」と言われる所以ですね。

税理士登録22年。

そんな私(岩佐)のセミナー講師歴は1000回以上。

一つの場所や空間に参加者に多く集まって頂く。

リアルの世界や空間で、有益な情報をお話しする。

ある種、密閉した空間なので、文字にでは決してできない、

 “裏話”

も講演でたくさんしてきました。

 (笑)

しかし、もはやそれができない??

リアルの世界(だけ)に張っておく。

このことが誰も今まで、

 「リスク」

だとは思っていませんでした。

リアルの世界だけでなく、、

 「デジタル(バーチャル)」

も張っておく。

このことが、感染やパンデミックのリスクに備えることができる。

これがまさに“コロナ下の新しい学び”になったのです。

いま時代は、

 ▼オンラインセミナー

 ▼オンライン面談

 ▼オンライン会議

 ▼オンライン見学会

 ▼オンライン商談

 ▼オンライン就職説明会

 ▼オンライン面接

 ▼オンライン接客

です。

アパレル業界は今、不況業種の代名詞です。

レナウン破綻など、コロナで大打撃を受けた。

テレワークで外出が減り、衣料品需要は低迷へ。

そんな中、グッチなどの高額ブランドが、

 「オンライン接客」

での販売が進んでいるとか。

オンワードも一時は袂を分けたZOZOとの提携を復活へ。

従来型のリアルの世界での経営。

店舗展開を中心としたビジネスモデルでの成長は難しい。

新たな展開として、

 【デジタルとリアルの融合】

で顧客満足をどう創造するか?

そんな経営モデルづくりがアパレル業界にも広がっています。

コロナ不況をチャンスに!

今日も社長業を楽しみましょう。

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