こんにちは、JR大阪駅前のTFPグループの
税理士法人トップ財務プロジェクト代表の岩佐孝彦@税理士です。

今日から11月ですね。

この1週間お尋ねを受けた話題とは?

1億3800万円の無申告と所得隠し。

お笑いコンビ「チュートリアル」の徳井義実氏の申告漏れ。

世間を賑わせていますね。

法人設立は2009年。それ以来、申告期限内の納税は皆無。

3年分をまとめて納付するなどの行為を繰り返していたとか。

TV出演時の私服代の経費計上も否認されたとか。

しかし、もしこうしていれば…

経費として認められていた??

TV出演時はマネージャーに必ず写真撮影させる。

その写真は出演時の衣装が仕事用であるとの証拠書類。

そのうえで経費として計上する。

毎年適正申告しながらも、合理的な節税努力をしておけば…

痛手は大きくなかった??

本当に遺憾です。しかし、本件は極めて悪質性は高い。

よって、課税当局に交渉の余地なし。

指摘されるがままに修正申告するしかなかったのでしょう。

板東英二氏も2012年に7500万円の申告漏れ発覚。

それ以来、仕事が激減したとか。徳井氏の今後はいかに??

人生の“運気”が下がるのは間違いありません。

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法令遵守、コンプライアンス。これは言うまでもなく大切です。

徳井氏の件は論外でしょう。情状酌量の余地はありませんね。

それでは、法令を守り、脱税しなければそれでよし?

決してそうではありません。

合法であれば、どんなお金の使い方をしてもOK?

決してそうではありません。

大切なのは、

 

 

“運気が上がるお金の使い方”

 

 

をしなければならないということ。

そう再認識させられた書籍があります。

 

 

『運気を磨く 心を浄化する』(光文社新書)

 

 

おいおい、この本ってオカルト本?

またまた、胡散臭い本を読んじゃって…

岩佐は遠征続きで頭がイカれたのか?

そんなふうに思われた方もいらっしゃるかもしれませんね。

しかし、ご安心を!

(笑)

著者は、田坂広志氏。

東京大学大学院で原子力工学を専攻。

1987年、米国シンクタンク、バテル記念研究所客員研究員。

1990年、日本総合研究所設立に参画。

2010年、世界賢人会議ブタベスト・クラブの日本代表就任。

2011年、内閣官房参与に就任。

現在5200名のリーダーが集まる「田坂塾」を主宰。

 

 

 

「仕事の思想」

「仕事の報酬とは何か」

「人生の成功とは何か」

「企画力」

「なぜ、時間を生かせないのか」

「未来を拓く君たちへ」

「使える弁証法」

「なぜ、優秀な人ほど成長が止まるのか」

などなど著書90冊余。

 

 

中でも「仕事の報酬とは何か」は名著。

私どもの社内研修TFP大学でも、

課題図書として社員教育用として使用。

そんな田坂氏が“運気”を論じるとなれば…

手に取らないわけにはいきません。

 

 

非科学的と言われながらも、誰もが信じているもの。

それが“運気”です。

人類数千年の永い歴史の中で、この広い世界の中で、

誰もが“運気”を信じている。

それゆえ、古今東西、無数の本が出版。

運気を向上させたり、良い運気を引き寄せる。

その方法論が様々述べられてきました。

その内容といえば、心の世界を「ポジティブな想念」

で満たせば、ポジティブなものを引き寄せ、
良い運気を引き寄せるということ。

しかし、田坂氏はこう述べておられます。

 

 

 

…………………………………………………

我々が本当に「良い運気」を引き寄せたいと思うならば、

心の中をポジティブな想念で満たす前に何よりも、

心の中に数多くの存在する、

ネガティブな想念を消していかねばならない。

そして、心の中をポジティブな想念で満たそうとするとき、

心の奥深くにネガティブな想念が生まれない、

賢明な方法を採らなければならないのである。

…………………………………………………

 

 

 

なぜ「愚痴の多い人」から「良い運気」が去っていくのか?

表面意識の世界がネガティブな想念で満たされていると、

その想念が自然にネガティブな言葉となり、
口を衝いて出るため、周囲の人を遠ざけてしまうからだとか。

 

 

一つ間違えば、経営者にとって、
運気が下がるお金の使い方とは何か?

例えば『接待交際費』があります。

交際費の名のもと、経営者自身の遊興費になっている??

公私混同の温床になりかねません。

私(岩佐)は社内でこう公言しています。

「法人のお金を使って、ネオン街で私は一切遊びません。

わが社の帳簿にそんな経費は一切計上されていません。

だから、安心してくれてOK。

社運が下がるといけないから、そんなお金は使いません。」

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法人税法上では損金算入枠として、

『年間800万円まで』という縛りが設けられています。

《注》

資本金1億円以下の中小法人の場合

交際費の経費制限は昭和29年にスタート。

この制度の主旨は以下の通り。

▼法人税を納めるよりも、接待交際費を増やして

利益を減らす行為に歯止めをかける。

▼過剰な接待など冗費性が高いがゆえに、法人の内部留保が

少なくなり、財務基盤が毀損されるのを防止する。

 

 

平成25年4月1日前に開始する事業年度においては、

年600万円まで90%損金算入OK。

そして、平成26年度税制改正で現行に変更されました。

つまり、平成26年4月1日以後開始する事業年度においては、

年800万円まで損金算入OKになったのです。

となれば…

接待交際費にならないような
お金の使い方をしなければなりません。

 

 

交際費にならない代表例は以下の通り。

▼社員の慰安のために行われる旅行のために通常要する費用

(例)社内旅行の目安は1人10万円程度

▼1人あたり5000円以下の飲食代

(例)3人の会食なら1万5千円以下

▼カレンダー、手帳その他に類する物品を
贈与するために通常要する費用

 

 

 

節税はマネーゲームではありません。

“数字遊び”でもありません。くれぐれも注意して下さい。

また、税理士を20年以上やっていると、
頭の悪い私(岩佐)でも、パターン認識ができるようになる。

こんな一つの傾向も見えてくるんですね。

 

 

 

「年800万円超の接待交際費を計上する法人は、

銀行借入も多い。」

 

 

わが社のスタッフは自分の担当先を思い浮かべながら、

「確かにその通りだな。」

と頷くことでしょう。ドキッとされた方はごめんなさい!

(笑)

 

銀行借入のデッドラインと言われる「年商の2分の1以下」

を超えているケースが多く見られるのです。

交際費を“湯水”のように使う。

すると、「財務規律」を見失うのか?

確かに無借金経営は“美”ではありません。

しかし、「財務規律」は大切です。

何事も節度とバランスが重要です。

今日も社長業を楽しみましょう。

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