» 2018 » 7月のブログ記事

こんにちは、JR大阪駅前のTFPグループの

税理士法人トップ財務プロジェクトの岩佐孝彦@税理士です。

もうすぐ8月になりましたね。

夏の名曲と言えば『少年時代』です。1990年に発表。

井上陽水氏の最大のヒット曲。

そんなふうに称されています。

この中でこんな歌詞があります。

 

 

「夏が過ぎ 風あざみ 誰のあこがれにさまよう

8月は夢花火 私の心は夏模様♪」

 

 

この曲は多くの歌手がカバーしています。

▼美川憲一

▼岩崎宏美

▼宇多田ヒカル

▼夏川りみ

▼柴咲コウ

▼忌野清志郎

▼デーモン

▼秦基博

▼佐藤竹善

▼中西保志

▼島谷ひとみ

などなど。

これだけ多くの歌手に唄われるとは…Great!!

「8月は夢花火 私の心は夏模様♪」

と口ずさみながら、
8月を乗り切りたいところですが…

ちょっと待った!!

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まもなく8月が始まるに際し、
7月をおさらいしておきましょう。

経営者として絶対に押さえておきたい
7月の経済トピックとは??

 

 

▼出光興産・昭和シェル合併

 

 

このニュースがなぜ、大事なの??

どうせ大手企業の話でしょ。

自分達には何の関係もないのでは??

そう思うなかれ。(笑)

経営者にとって色んな学びが得られます。

 

去る7月10日、
出光興産と昭和シェル石油の経営統合発表。

これは何と!

基本合意から3年の歳月を経ていました。

なぜ、正式決定までそんなに時間を要したのか??

背景に、創業家の反対があったからです。

7月は、出光と昭和シェルの経営統合の他、
注目すべき経済ニュースがありました。

それは、

▼アイリスオーヤマの社長交代

 

です。同社の2017年12月期の経営成績は、

▼売上高  1420億円

▼経常利益  136億円

▼実質無借金経営

と強固な財務体質を誇っています。

前社長は名経営者として名高い大山健太郎氏。

7月1日付で今回、長男の晃弘氏へ社長交代しました。

大山健太郎氏は今回の社長交代について、
こう語っています。

……………………………………………………

長男は入社して15年、
海外の責任者としてやってきた。

これから伸びる事業として、
次期社長に適任だ。

ただ正直に言うと、
20年前から息子を社長にしようと
考えていた。

オーナーは判断を下すスピードも速い。

大事なのは、
創業の理念が引き継がれること。

そのためには同族経営がいい。

……………………………………………………

アイリスオーヤマは敢えて、上場の道を歩んでいません。

不特定多数の一般投資家(株主)の
目を気にする必要は一切なし。

それゆえに、経営判断をスピーディーに行える。

仙台を本拠に見事な同族経営を展開されています。

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アイリスオーヤマとは対照的に、
出光の今回の経営統合の正式決定には、
3年もの月日が流れてしまいました。
スピーディーな経営判断だったとは、
とても言えません。

上場企業でありながらも影響力を持ち続ける。

そんな創業家の強い反対があったのです。

創業家が反対した理由は2つありました。

1つ目は、企業体質の問題。

大家族主義を社是に掲げてきた出光と、
7つの労組がある昭和シェル。

両社は水と油の体質で合併に多大な労力を要すること。

2つ目は、1953年の日章丸事件以来、
イランと親密関係を持つ出光が、

サウジアラビア国営資本の資本が入る
昭和シェルと合併することは、

両国の対立が深まる中、不適当であると考えること。

つまり反対理由はズバリ【創業理念と反する】

ということでした。

また、創業家はなぜ、法的に合併をストップできたのか?

それは【33%超の拒否権】の議決権を有していたからです。

合併の決議には【特別決議=3分の2以上の合意】

が必要です。

よって、33%超の議決権を有する創業家が反対すれば、

合併は正式決定できません。

これは経営者にとってブラックボックスになりがちな、

【株式保有割合=経営支配権】

の学びになります。

次の【3つの数字】は覚えておきましょう。

★3分の1(33%超)

★過半数(51%以上)

★3分の2以上(67%以上)

この3つはそれぞれ何を意味するのか?

以下を要チェックです。

 

 

▼3分の1(33%超)

⇒ 【拒否権】を発動OK

 

 

▼過半数(51%以上)

⇒ 【普通決議】の可決OK

(例)

*取締役・監査役の選任

*取締役の解任

*取締役・監査役の報酬の決定

*株主配当の決定(金銭による)

*決算書類の承認

 

 

▼3分の2以上(67%以上)

⇒ 【特別決議】の可決OK

(例)

*合併

*増資&減資

*会社分割

*株式交換・株式移転

*定款の変更

中小企業において一般的に株主分散はよくないと言われます。

株主分散により経営の重要な意思決定ができなくなり、
トラブルの元凶になるからです。

 

【田分け者 = たわけ者】

 

とも言われる所以です。

 

「後継者にある程度、
経営を任せても良いけど、

万一間違った方向に進んだ場合の
リスクヘッジはしておきたい。」

 

そんなケースの場合は【3分の1(33%超)】

を最低確保しておくべきです。

「こいつを後継者に完全に決めた。

全幅の信頼を置いている。

トラブルにならないように、
多くの株をできるだけ
持たせておきたい。」

 

そう考えるならば、最低でも【過半数(51%以上)】

を持たせなければなりません。

そして理想は【3分の2以上(67%以上)】

にすべきでしょう。

税金対策だけを考えれば、
過半数や3分の2以上どころか、

【100%(全株)】

を後継者に渡すのがベストになります。

ただこの考え方は【部分最適】にすぎません。

【全体最適】で最終判断して下さい。

 

 

また、

 

「創業者利益は確保していきたい。

自分の息子や娘は後を継がない。

次期社長は非同族だし、
次世代への負担は最小限にしたい。」
と考えるならば、【持株会社(ホールディングス)】

の形態がベストです。

こうすれば、『個人増税 vs 法人減税』

の今日の税制トレンドに乗れます。

次期社長はあくまで “雇われ社長”になりますから、

創業家の思いひとつで簡単に社長を解任に

することができます。

 

 

例えば、山本海苔店。1849年創業の長寿企業です。

『日本の海苔 海苔は山本』のキャッチは有名ですね。

東京日本橋の地で創業以来、今日まで運営されています。

日本橋は「火事と喧嘩は江戸の華」と言われる所です。

そんな地で、数度の火事や戦災により店舗を焼失。

そうした危機から這い上がり、『宮内省御用達』

となり、味附海苔も大ヒット。

そんな山本海苔店の不文律は何か??

 

 

『山本3家から、
1人ずつしか入社できない』

 

 

人数の制限は親族間の対立を防ぐうえで
重要であると考えていたからです。

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出光の場合、上場した以上、不特定多数の一般投資家

という株主の存在がありました。

よって、株主分散は宿命です。

しかし、創業家の影響力を残しておきたい。

そのために拒否権を発動できる3分の1超の株式

を保有していたのです。

結局、今回の出光の合併劇では、
どんな結末を迎えたのか??

創業家と対立する経営陣が財務基盤の強化を理由に

増資へ。

その結果、創業家の持株比率が一時期約26%に低下。

その後、創業家も株式を買い増しますが、
拒否権33%超までには遠く及ばず。

最後は創業家も賛成に回り、経営統合がようやく

決定しました。

後世で無用なトラブルを起こさない。

そのために、あなたの法人の経営方針に
マッチした株主構成にして下さい。

今月の出光の経営統合のニュースは事業承継のレッスン

になります。

今日も社長業を楽しみましょう。

こんにちは、JR大阪駅前のTFPグループ代表の

税理士法人トップ財務プロジェクト代表の岩佐孝彦@税理士です。

昨日は三重県へ遠征し、百五銀行グループ主催のセミナー講師を

務めました。テーマは以下の通りです。

 

 

『強い会社の緊急財務対策セミナー

~ 稼ぐだけで経営基盤を増強できますか? ~』

 

 

今回はセミナー時間が10時から16:30までの終日でしたので、

今年度のTFPグループのご支援ノウハウの全体概要をすべて

お話しできました。

第1講座では、『人出不足時代の経営基盤増強法』として、

TFPグループの社労士部隊が現在推進中の今年度お勧め助成金

ベスト12を紹介。

第2講座では『どこに手を打てば、強い財務基盤ができるか?』

として、未来会計図表などを使いながら解説しました。

第3講座では『お金を残す社長の資産防衛術』を解説しました。

 

終日にわたり魂こめてお話したので、私としては完全燃焼

できました。帰路はさすがに疲れました。(笑)

35名のご参加を頂戴し、主催者にも集客は成功したと

喜んで頂きました。

三重の皆さん、本当にありがとうございました。

 

 

 

 

 

 

こんにちは、JR大阪駅前のTFPグループの

税理士法人トップ財務プロジェクト代表の岩佐孝彦@税理士です。

本日、先週の金曜日に開催された『全国経営者セミナー』登壇に

関し、日本経営合理化協会よりお礼状を頂戴しました。

牟田理事長直々より頂戴し、恐縮に存じます。

今週に入り、当日ご参加頂いた方々より全国各地からお問合せを

数多く頂いており、御礼申し上げます。

日本経営合理化協会の会員企業様は老舗の高収益企業の経営者が

多く、敬服の限りです。

本当にありがとうございました!

 

こんにちは、JR大阪駅前のTFPグループの

税理士法人トップ財務プロジェクト代表の岩佐孝彦@税理士です。

先週金曜日の日本経営合理化協会主催の『第136回夏季 全国

経営者セミナー』での報告の続編です。

https://www.jmcatop.jp/seminar/latest.html

 

この大会は7月18日~20日の3日間開催されました。

松井秀喜氏(元読売巨人軍&ヤンキース主砲)と坂根正弘氏

(コマツ相談役)のビッグ対談が初日に行われました。

私(岩佐)の出番は、3日目の午後でした。

この時間帯は以下の4つの分科会となっており、ご参加の経営者が

自由に好きなテーマに参加できる形態になっていました。

 

▼オーナー経営者の資産防衛

▼本田宗一郎氏伝説

▼採用ブランディング

▼訪日外国人ビジネス

 

事前アンケートでも当日の参加においても、一番人気だった

のが、光栄にも私(岩佐)が担当した『オーナー経営者の資産

防衛』のテーマでした。

続々と私(岩佐)の講演会場に多くの経営者の方々に詰めかけて

頂きました。

 

会場入口のCD教材『お金を残す社長の資産防衛の新常識』(日本

経営合理化協会より5月24日発刊)の視認効果は抜群だったようで、

事務局の皆様に感謝!

 

講演終了後も多くの方々が私(岩佐)との名刺交換にお越し頂き、

簡単なご質問に対応させて頂きました。

 

そして、講師控室に戻り、私(岩佐)の講演の司会進行を

務めて頂きましたスタッフの方に講師用の撮影ブース(?)

で写真を撮って頂きました。

(笑)

 

私(岩佐)も税理士登録20年超で累計1000回近いセミナー講演

を務めてきましたが、これほど品格あふれる最高の舞台は過去に

ありませんでした。

帰り際に日本経営合理化協会理事長の牟田太陽氏ともご挨拶が

できました。

理事長にご就任前に上梓された『後継者という生き方』は、

間違いなく名著です。二代目必読書でしょう。

当日会場にお越し頂きました経営者の皆様に改めて

御礼申し上げます。

本当にありがとうございました。

 

 

こんにちは、JR大阪駅前のTFPグループの

税理士法人トップ財務プロジェクト代表の岩佐孝彦@税理士です。

本日は、パレスホテル東京にて講演しました。

日本経営合理化協会による年2回のビッグイベント

『第136回夏季全国経営者セミナー』へ。

http://tfp-j.com/pdf/20180720.pdf

資生堂社長兼CEO魚谷雅彦氏、メルカリ取締役社長小泉文明氏、

NYヤンキースGM特別アドバイザー松井秀喜氏、

コマツ相談役坂根正弘氏、日本総合研究所会長寺島実郎氏はじめ、

32氏の講師陣の一人として、本日登壇しました。

https://www.jmcatop.jp/seminar/latest.html

 

 

『相続大増税から会社と社長を守る オーナー経営者の資産防衛』

の演題で70分間、魂こめてお話ししました。

 

 

会場入り口では、5月24日に上梓した『お金を残す社長の

資産防衛の新常識』(日本経営合理化協会)を大きく宣伝

して頂きました。

 

また、講師陣の書籍販売コーナーでは、拙書『ずっとお金持ち

の人 成金で終わる人』(日本実業出版社)も平積みで展開

して頂きました。

セミナー終了後、講師控室に戻る道中、拙書を持って
会計に並んで頂いている経営者を目にしました。
著書冥利に尽きます。

 

眼前に皇居が広がる最高の舞台で、由緒ある全国経営者セミナー

に登壇させて頂く機会を頂戴した日本経営合理化協会の皆様に

感謝の念でいっぱいです。

ありがとうございます!

 

 

 

 

 

こんにちは、JR大阪駅前のTFPグループの

税理士法人トップ財務プロジェクト代表の岩佐孝彦@税理士です。

これから法人が永続&長寿の道を歩む上で直面する課題は、

【人出不足 ~ 労働人口不足】

でしょう。

 

「とにかく、良い人材を確保したい。

しかし、全く応募が来ない。」

 

とは現場からよく聞かれる声です。

ただ人出不足は表層的な問題にすぎない。

5年後、10年後の未来は大きく変わるかもしれない。

 

『「AI失業」前夜~これから5年、職場で起きること』

鈴木貴博氏著(PHPビジネス新書)

 

 

この書籍にはこんなくだりがあります。

……………………………………………………

「当面の問題はむしろ人出不足だよ」

と現役の経営者たちは私を諭し始める。

「人工知能が仕事を消滅させて、
人が余るようになれば、

我々も人出不足で困らなくなるのだが、
そんな時代は当面来そうにないな。」

そう誰かが言うと、周囲が一斉に爆笑。

人工知能が世界を変える話は、
まだずいぶん先のこと。

そして、現実の経営課題は、
少子高齢化の日本社会の中で、

デフレの圧力を抑えながら、
どうやってビジネスを成長させるのか。

全く別のことが経営課題なのだと
大半の経営者は考えている。

しかし、現代社会の抱える諸問題は、
人工知能と切っても切れない状況にある。

*なぜ、富の格差が広がっているのか?

*なぜ、非正規雇用は増え続けるのか?

*なぜ、働き方改革が叫ばれるほど、
現代の職場は忙しくなっているのか?

*なぜ、生産性をいくら上げても、
年収は増えないのか?

これらの背景には人工知能が存在し、
その原因を作っている。

……………………………………………………

 

これから5年間は、
経営者としてアンテナを張っておくべきは、

【AI時代の到来】

かもしれません。

5年先など、大した変化が起きないのではないか?

私(岩佐)もそう思っていました。

ただ日産・ルノー連合は、
2022年にはレベル5の完全自動運転車を
市場投入する目標を掲げています。

歴史を振り返ってみても、
1995年に発売されたデジカメは、

「あれは、おもちゃだ」

と酷評されましたが、5年後には…

デジカメの画素数は200万画素へ。

フィルムメーカーの本格的な衰退を
もたらすことになりました。

本当に今、現実の世界は、
想像以上に速いスピードで動いています。

法人の永続・長寿の道を歩むには、
このスピードに絶対食らいついていかねば
なりません。

人出不足時代に採用コストを
多額に投下し、人材獲得競争へまっしぐらに突き進む…

こうした経営努力も重要ですが、
これだけではレッドオーシャンの世界へ??

ブルーオーシャンの世界へ行くには、
人出がそもそも不要なAIの活用戦略を見据えるべし。

 

 

 

 

AI時代にいち早く備え、
ブルーオーシャンの世界に行きたい。

そんな先見性のある経営者に朗報です。

平成30年度税制改正において、
新たな優遇税制が誕生しました。

IT投資促進税制の15年ぶりの大改正!

新税制の名は【IoT投資税制】です。

正式名称は『情報連携投資等促進税制』。

この対象設備例は以下の通りです。

 

 

*データ連携・分析に必要なシステム

(サーバー・AI・ソフトウェア)

*データ収集機器(センサー等)

*データ解析により自動化するロボット工作機器

*サイバーセキュリティ対策製品

 

 

詳細は以下の通りです。

 

 

▼革新的データ活用計画に従って取得した
ソフトウェア・機械装置・器具備品の新設 or 増設

▼上記の取得価額5000万円以上

▼投資年度より達成が必要な生産性向上目標

*労働生産性:年平均伸び率2%以上

*投資利益率:年平均15%以上

▼取得価額の30%の特別償却

or

取得価額の3%の税額控除

(賃上げを伴う場合は5%の税額控除)

(注)上限:法人税額の15%

(賃上げを伴う場合は上限20%)

 

▼平成30年4月1日以後開始事業年度より
平成33年3月31日までの期間

 

この優遇税制の適用を受けるには、
セキュリティ対策が講じられたことについて、
専門家の確認を受けることが必要です。

ご注意ください。

対象の投資額が5000万円以上となっていますので、

まだ活用する企業は少数かもしれません。

ただ期限は実質あと3年あります。

経営者の皆様におきましては、
頭の片隅にでも置いてもらえれば結構です。

 

 

1400年続いた金剛組が、
銀行借入依存体質に陥った要因は、

人件費(固定費)の負荷でした。

 

 

寺社建築ごとに機動的に柔軟に職人を確保していた

経営手法が、組織の近代化により通用しなくなった。

その結果、株式会社化により、
法的に義務付けられた従業員の安定雇用
が経営の足かせになったのです。

 

【経営の最大の固定費 = 人件費】

 

とどう付き合うか?

金剛組の教訓から学ぶことができます。

AI時代の到来は、
経営者にとってチャンスとも言えます。

ただ今日は高松建設の傘下に入ったとはいえ、
1400年以上続いた社歴はお見事です。

 

▼蝉の寿命 … 7日

▼金剛組の寿命 … 1400年(511,000日)

両者には天と地の差があります。

最後の当主39代目の利隆氏は、
1400年も存続できた理由として、

『創業家の遺言書』の重要性を強調されていたとか。

遺言書の教えを踏まえた『幹部17条憲法』

の中にはこんな記述があります。

……………………………………………………

▼職学、稽古また押具足考について、
陰陽五行の定様の故実、

神社仏閣から俗家まで、

儒教、仏教、神明の三教の考を
よく考え、心得なさい。

▼読書、そろばんの稽古をせよということ
について。

これは職家で一番必要なことなので、
余念なく、一心に修行に励みなさい。

▼身分以上の華美な服装はしないこと。

▼内人、弟子に至るまで目下の人には

深く情けをかけ、

穏やかな言葉で召し使なさい。

▼何事も諸事万端取引してくれる方々へは
無私正直に対応しなさい。

……………………………………………………

さすが、1400年の社歴を誇る企業の
家訓ですね。重みが違います。

私たち現代の経営者にも、
そのまま当てはまります。

特に、読書とそろばんの稽古は一番必要と
戒めるくだりは胸に響きますす。

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『愚者は経験に学び、賢者は歴史に学ぶ』

ドイツ名宰相のビスマルクの名言の域に
近づこうとすれば、経営者に読書は必須!

『銀行借入依存体質と一線を画す財務体質』

この領域に近づこうとすれば、
経営者にそろばん勘定は必須!

あと高級車や高級腕時計などの見栄消費は、
ほどほどに…

社員をもっと大切にする…

上得意客との取引に誠心誠意対応する…

などなど自戒の念をもって、
かみしめなければなりません。

高松建設傘下の金剛組は今、見事に黒字復活を果たし、
再建を果たしているとか。

1400年続いた金剛組の精神は永遠に。

爪の垢を煎じて飲ませて頂きます。

今日も社長業を楽しみましょう。

こんにちは、JR大阪駅前のTFPグループの

税理士法人トップ財務プロジェクト代表の岩佐孝彦@税理士です。

連日猛暑続きで夏到来ですね。

先日この夏初めて、蝉の鳴き声を耳にしました。

蝉を季語にした俳句の名作があります。

静まり返った景色の中に、蝉の声が響く風情を唄った句。

 

 

▼閑さや岩にしみ入る蝉の声(松尾芭蕉)

 

 

▼蝉鳴や行く人絶ゆる橋ばしら(与謝蕪村)

 

 

▼蝉なくや見かけて遠き峰の寺(勝見二柳)

 

 

▼蝉なくやつくづく赤い風車(小林一茶)



蝉は幼虫として7年も暗い土の中にいる。

成虫になり、やっと明るい地上に出る。

しかし、成虫の寿命はたったの7日…

というわけで、

 

 

【蝉 = 短命・はかなさの象徴】

 

 

と言われることが古今東西多いですね。
ただ法人の寿命は、はかなく・短命ではなく、

 

 

【永続・長寿】

 

であるべきです。

ギネスブックで世界最古と言われる企業が大阪にありました。

その名は【株式会社金剛組】です。

社歴は何と、1400年以上!

百年どころではありません。

ただ今日までの経過は決して順調ではありませんでした。

人生同様、経営も山あり谷あり。

同社の創業は西暦578年。聖徳太子の時代に遡ります。

金剛家は創業以来、日本最初の官寺である四天王寺の

「お抱え」大工として発展してきました。

1576年の石山寺の戦いや1614年の大坂冬の陣など、

7度の焼失と再建を果たす。

その技術は全国に広がり、江戸時代には名字帯刀を許される
地位を得ました。
しかし明治になると、第1のピンチが襲う。

明治維新では神仏分離令により、 四天王寺が寺領を失い、
仕事がなくなってしまった。

その後、昭和大恐慌に直撃し、業績は悪化し、倒産寸前に。

第37代目の金剛治一氏は人並外れた職人気質。

営業活動には全く疎かった。

 

「このままでは先祖に申し開きができない」

と治一氏は1932年、代々の墓の前で白装束で自害。

当主を突然失い、第2のピンチが同社を襲う。

その後、承継したのは治一の妻よしゑ。

当時40歳の彼女に、14歳の長女をはじめとする
3人の娘と共に残された。

宮大工の知識もなければ、建築の専門知識もない。

夫の後を追い、自らも命を絶つことを考えた。

しかし、

「社員を路頭に迷わせるわけにはいかない」

と妻がこのピンチに立ち上がった。

これにより関係者全員が結束し、

第2のピンチを乗り越える。

38代目よしゑはその後、第3のピンチに直面する。

1942年の「企業整備令」。

中小企業を統廃合し、戦時の重要産業に注力するのが
目的でした。

金剛組も整理の対象に。

しかし、よしゑは役所と何度も掛け合い、

軍用木箱を製造する条件で、
何とか存続の命をつなぎました。

その後、婿養子に利隆氏を迎え、第39代目に就任。

1955年に株式会社化し、組織の近代化を図ります。

しかし皮肉にも…

この株式会社化が第4のピンチを引き起こします。

株式会社化により、
以下の労働法規の遵守が義務付けられたからです。

 

▼従業員の安全・雇用

▼最低賃金の確保

 

それまでの金剛組の伝統的な強みは何だったか?

寺社建築サイクルに合わせた
宮大工雇用の柔軟な縮小拡大でした。

組織内で職人同士が切磋琢磨する内部競争を働かせ、

仕事の割り振りをする。

これにより、事業規模と職人雇用のバランスを取り、
採算性を確保してきました。

しかし株式会社化により、
この強みが維持できなくなりました。

確かに株式会社化により、
銀行からの資金調達は容易になった。

しかし、寺社建築のライフサイクルより、
銀行借入返済のスピードの方が速い。

このため、金剛組は自転車操業になり、
赤字工事の受注拡大で債務超過へ。

▼寺社建築施行の収入

▼従業員への賃金の支払い

▼銀行借入金返済

 

こうしたキャッシュフローのズレに
同社はうまく対応できませんでした。

そしてついに2006年に高松建設へ事業譲渡。

金剛家は経営の一線から退きました。

曽根秀一氏(静岡文化芸術大学専任講師)は、

『一橋大学ビジネスレビュー』(東洋経済)

の中でこう評しておられます。

……………………………………………………

株式会社化は必然的に、
銀行への資金依存を生み出した。

組織の近代化を図るということは、
銀行というアクターを事業に引き込むこと
を意味する。

銀行の動向次第では、
金剛組がいかに技術力を維持し続けても、
衰退や倒産に追い込まれてしまう。

それゆえ、老舗企業の存続とその軌跡は、
先行研究が想定してきた市場原理への適応
のみでもたらされるのではない。

事業を営むにあたり、
承業経営者が関係を取り結んだ銀行
との関係において、

事業のシステムを構築することで
大きく変わってくるのである。

……………………………………………………

金剛組が1400年の長い歴史に
実質終止符を打った要因は、
【銀行借入依存の財務体質】

と曽根氏は結論付けています。

 

それでは、銀行借入依存度を示す数値について、
具体的に考えてみましょう。

TKC経営指標の22万件のDB
の統計数字を紹介します。

 

▼銀行借入金の総資産に占める割合

*優良企業 15%

*黒字企業 37%

*全平均  46%

⇒ 法人の46%は借金で
成り立っている??

 

▼銀行借入金対月商比率

*優良企業 1ヶ月

*黒字企業 3.6ヶ月

*全平均  4.5ヶ月

⇒ 年商の半分が借入金の
デッドライン??

 

私(岩佐)が常日頃言うように、

『無借金経営は決して美ではない』

のは確かです。

【金利 = 安心を買う保険料】

として100%損金で落ちます。

手持ちキャッシュと銀行借入金を両建てして、

安全を買うという考え方は合理性があります。

無借金経営を目標にすると、
手足を縛ることになり、経営はジリ貧になりかねません。

よって、

【無借金経営は目標ではなく結果】

と考えるべきです。

しかし、何事もバランスは重要です。

銀行借入依存度の高い経営に陥らないように

心がけるべし。

 

▼総資産に占める銀行借入金の割合

▼銀行借入金対月商比率

 

を常にチェックしましょう。

世界一の長寿企業の金剛組からの学びです。

今日も社長業を楽しみましょう。

こんにちは、JR大阪駅前のTFPグループの

税理士法人トップ財務プロジェクトの岩佐孝彦@税理士です。

税務の世界で、

▼マイナスをプラスに転化する

▼失敗を次の成功につなげる

とは一体何を意味するのか??

繰越欠損金の戦略的活用の他、研究開発税制の活用があります。

研究開発は経営において、失敗の典型例でしょう。

その最たるものが、医薬品。

製薬業界には新しい薬を指すときに、

 

『ピカ新』

『ゾロ新』

 

という業界用語があります。

ピカ新とは、研究室でゼロから開発した全くの新薬のこと。

ゾロ新とは、パテントが切れた他社の医薬品を
模倣して作るモノマネの新薬のこと。

特にピカ新の場合、業界内で成功確率は、

 

“千三つ”

 

と言われています。

つまり、

実験室でビーカーを握っている最初の研究段階から考えると、

1000個のアイデアのうち、
きちんとした薬になり、動物実験、臨床実験で効用及び副作用を
しっかり検証。

そして、各国の医療行政当局の許可を得て、
世の中に出るのはわずか3つ程度なのです。

しかも、この3つは世の中に出たというだけであって、

あまり売れなければ、投資を回収できないこともあります。

研究開発においては通常、

 

 

▼原材料費

▼研究活動に従事した人員の時間コスト

▼研究活動で使用したスペースにかかる
賃料・水道光熱費など

 

 

のコストを先行投資しています。

もし回収できなければ、死にガネに終わる可能性が高い。

ただ【研究開発税制】を使えば、
税効果で上記投資コストの一部は回収OK!

平成29年度税制改正において、
研究開発税制で以下の改正がありました。

中小法人の『総額型』について、

 

▼研究開発費の12~17%の税額控除

(注)上限:法人税額の25%

 

となっています。

ただここでいう研究開発の領域は『自然科学の分野』

に限定されます。

よって、社会科学の分野は適用外です。

私どもは税理士法人として、資産防衛スキームの研究開発に
日々知恵を絞っております。

しかし、この優遇税制を当社は適用できません。

(残念!)

製造業の経営者の皆さんには、
適用チャンスがありますので、ご検討を!

今日も社長業を楽しみましょう。

こんにちは、JR大阪駅前のTFPグループの

税理士法人トップ財務プロジェクト代表の岩佐孝彦@税理士です。

先日の西日本豪雨のような自然災害で、

自己コントロール不能な苦難に遭遇すると、

苦難や失敗を次にいかに活かすか?

その重要性を再認識させられます。

 

+(プラス)。この+(プラス)には、横に棒があります。

-。そうです。マイナス。

プラスの中には、マイナスが含まれているのです。

マイナスを乗り越えてこそ、プラスになる。

これを文字通り実践した経営者。
その名は、

 

柳井正氏(ファーストリテイリング会長)。

 

そうです。あのユニクロの名経営者です。

 

名著『一勝九敗』(新潮文庫)。

 

この中で、柳井氏はこう述べられています。

……………………………………………………

経営は試行錯誤の連続で、
失敗談は限りなくある。

商売は失敗がつきものだ。

十回新しいことを始めれば、
九回は失敗する。

「現実」はいつでも非常に厳しい。

経営環境は目覚ましいスピードで
変化していく。

そのスピードに追いつきながら
経営を続け、

会社を存続させていくには、
常に組織全体の自己革新と成長を
続けなくてはならない。

成長なくして、
企業としての存在意義はない。

そう考えている。

……………………………………………………

『一勝九敗』と自ら称されているように、

 

 

▼野菜の通販ビジネス『SKIP』失敗

▼英国20数店舗のうち、経営不振のため大半を閉店

▼米国第一号店の失敗で閉店

▼中国進出に伴い、低めの価格設定で
ブランドイメージ低下

 

と失敗の連続。

ただ柳井氏は、失敗から学ぶことの重要性を力説。

近年の中国での急成長はお見事!

海外店舗の大半が中華圏に集中しており、
海外事業の要となっています。

ユニクロが一番始めに中国へ進出したのは2001年。

当初は日本同様、低価格路線を取りました。

中国では高い関税がかかるため、
原価率等を抑えるための様々な努力も実行。

結果的に売上は伸び悩みました。

低価格路線を取った結果、
現地の多数の競合に埋もれてしまったのです。

この失敗から何を学んだのか??

再度ポジショニングを見直す。

中産階級以上向けのグローバルブランドとして再出発。

現在では、商品価格は日本よりも10~15%高く設定。

高付加価値のブランドとして認識されているとか。

2010年にオープンしたパリのユニクロ旗艦店は、

行列ができるほど、パリっ子の間で話題を呼ぶ。

米国では2011年にマンハッタンのアパレル激戦区に、
大型店舗をオープン。

素晴らしい快進撃です。

しかし急成長の陰で、柳井氏は自らの苦悩を述べています。

……………………………………………………

1990年代に出店のペースを
速めようと検討していた時、

日本の税制がブレーキになっている
ことに気づいた。

当時は、利益の約6割が税金だった。

仮に2年続けて、
10億円利益が出たとする。

約6億円が法人税等に支払われる。

おまけに前年度の税金の半分を
当年度の中ごろに、

予定納税しなければならない。

そうなると一瞬、
利益の9割が税金に消える気さえする。

急成長すると、
翌年度の上半期の資金繰りに
追われてしまう。

利益が出ていても、カネがない。

日本の税制は、

「急成長する会社」

を念頭に置いてはいないのだ。

これで残る道は、
資金を得るための株式公開しかなくなった。

……………………………………………………

 

今日の税制では、法人税等の実効税率の引下げが
近年活発に行われています。

消費税も含めると、利益の約4割が税金と読めば、
上記の柳井氏のコメントも理解できます。

マイナスをプラスに転化する。

失敗を次の成功につなげる。

柳井氏の経営手腕に敬服の限りです。

 

 

税務の世界で、

 

▼マイナスをプラスに転化する

▼失敗を次の成功につなげる

 

とは一体何を意味するのでしょうか??

それは、繰越欠損金の戦略的活用です。

繰越欠損金とは簡単に言えば、

『過去の赤字』です。

法人の赤字は税法上、翌期以降に繰り越せます。

▼平成30年4月1日より前に終了した
事業年度で発生した赤字

⇒ 繰越9年OK

▼平成30年4月1日以後に開始した
事業年度で発生した赤字

⇒ 繰越10年OK

法人税率引下げと合わせ、平成28年度税制改正において、

繰越期間が長くなりました。

つまり、過年度の赤字(繰越欠損金)があれば、
今期の黒字と損益通算でき、法人税等を圧縮できます。
具体的には、以下のイメージになります。

 

▼繰越欠損金5000万円

(平成30年4月1日以後
開始事業年度で発生)

Ι

▼平成31年度  500万円黒字

⇒ 法人税等ゼロ

▼平成32年度  600万円黒字

⇒ 法人税等ゼロ

▼平成33年度  400万円黒字

⇒ 法人税等ゼロ

▼平成34年度 1000万円黒字

⇒ 法人税等ゼロ
▼平成35年度  200万円黒字

⇒ 法人税等ゼロ

▼平成36年度  300万円黒字

⇒ 法人税等ゼロ

▼平成37年度  700万円黒字

⇒ 法人税等ゼロ

▼平成38年度  500万円黒字

⇒ 法人税等ゼロ

▼平成39年度  400万円黒字

⇒ 法人税等ゼロ

▼平成40年度  400万円黒字

⇒ 法人税等ゼロ

:
:
:

以上のように、
繰越欠損金が5000万円あるのであれば、

10年間トータルで稼いだ利益5000万円
に法人税等は一切かからないのです。

上記の例では、法人税等は11年間ゼロ。

よって、政策的に赤字を計上し、翌期以降の税効果を得る。

これも有効な税務戦略のひとつです。

 

▼役員退職金の計上

▼含み損を有する不動産の第三者への売却

▼新規事業の展開

 

こうした形で赤字のマイナスがあっても、
翌期以降の税効果が得られます。

 

起こった出来事は一つでも、
考え方によって色んな重さに変わります。

だからこそ、考え方というのは大切なのでしょう。

稲盛和夫氏の名言として、

 

『人生・仕事の方程式

= 能力 × 熱意 × 考え方』

 

があります。

稲盛氏は掛け算だからこそ、考え方がマイナスであれば、

能力や熱意が高ければ高いほど、
結果は大きなマイナスになると述べられています。

苦境は正面から見てしまうから、
苦境なのかもしれません。

正面からだけじゃなく、

横からだったり、
後ろだったり、
下からだったり、

色んな角度から見ると、苦境も違う見え方になります。

第三者の視点に立って、一歩引いて大局で物事を見ていく。

要するに、発想の転換です。

手品だって、真正面からしか見られないから、
手品なのです。

後ろから見れば、色々な仕掛けが見えてきます。

:
:
:

税務の世界も同じです。

松下幸之助氏はかつて『赤字は罪悪である』

と言いました。

よって、赤字に陥ったら、一刻も早く黒字化することだけに
目を奪われてしまう。

ただ一歩引いた立場から、財務体質全体を見てみる。

そうすると、
【繰越欠損金 = 税務戦略上の強み】

 

であることがわかります。

私どもも新規案件で、税務申告書でいの一番に注目するのは、

法人税申告書の別表(一)なのです。

もし繰越欠損金の存在が認められれば…

このマイナスをいかに経済的合理性をもって、
戦略的に活用すべきか?

知恵を絞ることから始めます。

 

先日の西日本豪雨において、
死者不明者の最多地域は、中国地方でした。

中国地方の皆様におきましては、
心よりお見舞い申し上げます。

私(岩佐)の本籍地も岡山県ですので、
ほんとうに胸が痛みます。

実は、柳井氏率いるファーストリテイリング社は、
山口県宇部市が創業の地。

ユニクロ発祥の地は、中国地方でした。

柳井氏のお父様が1949年、

「メンズショップ小郡商事」
という紳士小売を始めたんだとか。

柳井氏は著書の中でこう述べておられます。

……………………………………………………

父は気性が激しく厳しい人だったので、
できるだけ会わないようにして、
過ごしていた。

とにかく怖かった。

よく仕事もするけれど、
付き合いが多く、

夜遅く帰ってくる。

小さいころから、

「何でも一番になれ」

と言われたことを思い出す。
褒められたのは、
高校と大学に合格した時ぐらいのものだ。

父のそんな姿を見ながら、
生活の全てを賭けるような日々が商売だ
とすると、

僕には全然向いていないなと
ずっと思っていた。

しかし、その洋服屋の跡を継ぎ、
さらにその延長線上にある、

ユニクロへの成り行きと父の生涯とは、
今更ながら不思議な縁があると
感じざるを得ない。

1999年2月1日に東証一部上場。

それを父に報告し、
5日後の夕食の後、父は亡くなった。

葬儀では、

「父は僕の人生最大のライバルでした」

と遺影に向かって述べた。

僕が人前であれだけ涙を流したのは、
初めてだった。

……………………………………………………

山口県の小さな紳士服店「小郡商事」が、
グローバル展開する上場企業へ。

その陰には、父と息子の絆があった。

数々の失敗を乗り越えながら、
ガリバー企業へと飛躍させた経営手腕。

私(岩佐)を含め、
すべての中小企業経営者に学ぶべき点が多々あります。

柳井氏は山口県が生んだ名経営者です。

中国地方を初め、
豪雨の被害を受けた皆様におきましては、

柳井氏のエネルギーを拝受し、
お互い立ち上がっていきましょう。

こんにちは、JR大阪駅前のTFPグループ代表の

税理士法人トップ財務プロジェクトの岩佐孝彦@税理士です。

「数十年に一度」の大雨特別警報。

先週11府県に発令されました。

これほど広範囲の長時間にわたる 大雨は記憶にありません。

死者・安否不明は100人以上。

西日本豪雨により被災されました方に
心よりお見舞い申し上げます。

 

私(岩佐)も今回の豪雨で、 大変な思いをしました。

先週金曜日は、東京にてセミナー講師。

関西は朝から電車が止まり、
新幹線まで大幅遅延どころか、 浜松と静岡間は不通。

ヤバい!

 

講演に穴をあけたら、

主催者や参加者の皆様にご迷惑がかかる。

どんなことがあっても、東京入りしなくては!!

 

そこで、新幹線から空路に急きょ変更。

羽田行きのANA便最後の1席確保。

大渋滞に巻き込まれながら、ギリギリ飛行機に搭乗。

しかし、飛行機が天候不良で発着遅れ。

何とか講演開始10分前に 滑り込みセーフで東京の会場入り。

 

本当に心臓に悪かった…(汗)

 

これで無事ミッション完了!

と思いきや、 今度は帰宅難民に…(汗)

新幹線は大幅遅延。

自宅近くの神戸の高速道路も通行止め。

というわけで、 東京で足止めを食らい1泊。

翌朝3時に起き、始発の飛行機で大阪へ。

通常の2倍以上の時間を要し、
這う這うの体で帰還しました。

さすがにどっと疲れました。

(笑)

:
:
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人知の及ばぬ自然の脅威に無力を感じました。

寺田寅彦氏(戦前の物理学者)の警句を思い出します。

 

「ものをこわがらな過ぎたり、

こわがり過ぎたりするのはやさしいが、

正当にこわがることは、なかなか難しい」

 

本当に深いお言葉です。

先週金曜日は、大阪オフィスのスタッフも電車が止まり、

大変な思いをしました。

今週から気を取り直し、頑張ってまいりたいと思います。

今日も社長業を楽しみましょう。