ブログ

見えないものに目を向ける

こんにちは、JR大阪駅前のTFPグループ

税理士法人トップ財務プロジェクト代表

岩佐孝彦@税理士です。

 

前回のお話の続きです。

 

経営者には、

 

 “見えないものに目を向ける”

 

という視座が必要でしょう。

 

例えば、コスト概念です。

 

決算書や試算表を見れば、

 

 「どのコストがいくら、

  かかっているのか」

 

はすぐに理解できます。

 

目に見えるコストですね。

 

しかし大切なのは、

 “見えないコスト”

にどれだけ目を向けられるか?

 

得意先を分析する際に、

売上の数字だけで判断するのは、

目に見える範囲でしかありません。

経営者なら誰でもわかること。

 

一方、

 

 「現場の従業員の精神的ストレス」

 

にも目を向けることが大切です。

 

これは決算書や試算表の数字に

決して表現されませんが、

 

 “働く人の元気”

 

 “現場スタッフのメンタルの

  安心・安全・安定”

 

のモノサシとして極めて重要です。

 

目に見える、目先の儲けだけに

心を奪われていたら、

 

小金と引換えに

ストレスに耐えながら、

精神を犠牲にする経営に突入??

 

現場のスタッフだけでなく、

社長自身が

余計なストレスを抱え込むと、

 

思考能力が大幅に減退し、

経営のダメージは大きいでしょう。

とにかく、

ストレスフリーな

状況をいかに社内で作れるか?

 

売上や利益の数字と同様、

これも大切な経営手腕なのです。

…………………………………

凡眼には見えず。

心眼を開け。

好機は常に眼前にあり。

…………………………………

日本マクドナルド創業者の

藤田田氏の名言です。

 

 

同じ情報を見ていても、

凡人の目には見えず、

見える人にしか

見えないヒントが隠されている。

 

見えない人は

何も気づかないけれども、

見える眼を持つ人からすれば、

チャンスは常に眼の前にある。

 

万博の開幕前後の

大衆の動きを見れば、

目に見えなかったものが

目に見えるようになった瞬間、

人間の行動が極端に

変化することが学べます。

 

しかし経営者は、

見えないものに目を向けるべし。

 

現場の社員が、

 

 「今、人手不足ですから、

  すぐに人を雇って下さい」

 

 「値上げをしたら、

  クレームが出ます」

 

とか言ってきても、、、

 

そんな戯言に

フォーカスしてはいけない。

現場の社員には、

見えていないことがあります。

 

自分の未来、会社の未来。

お客様のインサイトもわからない。

 

それが見えるのは、

経営者だけなのです。

経営者は社員の未来を

より良いものにするためにも、

 

社員の声に敢えて、

寄り添ってはいけないのです。

 

上から下は見えるが、

下から上は見えない。

 

上の立場の人間(=経営者)は

肝に銘じるべきです。

今日も社長業を楽しみましょう。

 

アーカイブ

ブログTOPへ

日々是精進ブログはこちら
新型コロナ特設サイトはこちら
個別無料相談の詳細はこちら
  • 助成金&補助金で新型コロナ禍をチャンスに変える方法
  • 「令和時代にお金を賢く残す社長の新ルール」
  • お金を残す「社長の資産防衛の新常識」
  • お金を残す「社長の資産防衛術」
  • 「ずっとお金持ち」の人成金で終わる人
  • オーナー社長の「財務対策4つの急所」
  • 社長と会社のお金を残す力“養成”講座
  • 社長は「会社のお金」をこう残せ!
  • 小さな会社の社長のお金を残すために絶対必要な本
  • 社長のお金を残す財務プロジェクト作戦指南書
お問い合わせ
よくある質問