ブログ

韓国サムスン前会長からの警鐘

こんにちは、JR大阪駅前のTFPグループ

税理士法人トップ財務プロジェクト代表

岩佐孝彦@税理士です。

 

韓国が揺れています。

年末には、

旅客機の衝突事故による179人死亡。

 

そして先日のこと。

ユン大統領の拘束令状を執行。

韓国の政治対立と社会分断の現象。

ビジネス経済に目を移せば、

日本経済新聞に、

 

 「サムスンは生き残れるか」

 

の特集記事が

年始に掲載されていました。

 

その中で、

韓国サムスン電子の中興の祖の

李・前会長の言葉が

紹介されていました。

…………………………………………

今後10年以内に、

今の代表的なビジネス、

製品は消え去るだろう。

 

一流のグローバル企業でさえ

崩壊する。

 

サムスンも

どうなるかわからない。

ためらう時間はない。

やり直さなければならない。

…………………………………………

この言葉は2010年に発せられたとか。

当時は、

ソニー等の日本電機大手が

米金融危機の余波で苦境に陥っていた。

 

そこで社内の慢心を諫めるために、

李・前会長は厳しい言葉を

社内に投げかけたのです。

 

名経営者の危機感は素晴らしいです。

しかし、あれから15年。

サムスンの事業構造に変化は乏しい。

 

3代目の李氏が実質的に

トップになったが、

事業改革が滞っています。

 

主力事業は半導体、スマートフォン、

ディスプレイ、家電の4つで、

2010年時点から大きな変化なし。

 

李・前会長は2014年に病に倒れる。

2020年に死去。

 

代表ビジネスの喪失という

予言は当たらなかったものの、

4事業すべてで中国企業に追い上げられ、

かつての収益力が失われつつあります。

これは、

「新規事業の開拓に苦戦中」

が要因であると言われています。

 

先代会長が路線を敷いた、

バイオ医薬品と車載電池に加えて、

李氏は2018年に5G通信基地局と

AI、車載部品を、

「新たな未来成長事業」

に据えましたが、

現時点で大きな成果なし。

 

サムスンの未来はいかに??

今日も社長業を楽しみましょう。

アーカイブ

ブログTOPへ

日々是精進ブログはこちら
新型コロナ特設サイトはこちら
個別無料相談の詳細はこちら
  • 助成金&補助金で新型コロナ禍をチャンスに変える方法
  • 「令和時代にお金を賢く残す社長の新ルール」
  • お金を残す「社長の資産防衛の新常識」
  • お金を残す「社長の資産防衛術」
  • 「ずっとお金持ち」の人成金で終わる人
  • オーナー社長の「財務対策4つの急所」
  • 社長と会社のお金を残す力“養成”講座
  • 社長は「会社のお金」をこう残せ!
  • 小さな会社の社長のお金を残すために絶対必要な本
  • 社長のお金を残す財務プロジェクト作戦指南書
お問い合わせ
よくある質問