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AI時代の「人は石垣、人は城、人は堀」

 

こんにちは、JR大阪駅前の税理士法人&

経理代行事業のTFPグループ代表兼CEO

岩佐孝彦@税理士です。

 

 

人手不足なのに、

新卒採用が減り始めた。

 

10月24日付の日本経済新聞に、

興味深い記事がありました。

 

2027年度の大卒内定人数は、

全42業種のうち23業種で減少。

 

 

文系の内定人数は、

5年ぶりにマイナスに転じたとのこと。

 

さらに注目したいのは、

 

「AIによる業務代替」

 

を理由に、

採用人数を見直す企業が

増えつつあること。

 

新卒採用を

「減らす予定」

の企業割合は以下の通り。

 

2027年度入社では3.2%。

2028年度入社では10.4%。

2029年度以降では21.9%。

 

そして、

AIが代替する可能性のある

職種として、

最も多く挙げられたのが、

 

【事務職:87.5%】

 

でした。

 

これは事務職の87.5%がなくなると

いう意味ではありません。

 

しかし、

企業の人材戦略が

変わり始めていることは

確かでしょう。

 

社長に考えてほしいこと。

 

いま本当に足りないのは

「人」

でしょうか?

 

中小企業の経営現場では、

 

「人手が足りないから採用する」

「退職者が出たから補充する」

 

という判断が、

ごく自然に行われています。

 

もちろん、人材の確保は重要です。

 

しかし、

その前に考えたいことがあります。

 

 

【人が足りないのか。

それとも、仕事のやり方が古いのか。】

 

例えば、経理業務。

 

毎月、請求書や領収書を整理する。

会計ソフトに数字を入力する。

預金の入出金を確認する。

試算表を作成する。

 

経理の仕事をこれまでと同じ方法で

続ける必要があるのでしょうか?

 

AIやクラウドを活用すれば、

省力化できる業務は

少なくありません。

 

しかも重要なのは

単に作業時間を減らすことでは

ありません。

 

AI時代こそ、

人を大切にする会社が強くなる。

 

私たちはそう考えています。

 

【人は石垣、人は城、人は堀】

 

武田信玄の名言です。

 

どれほど立派な城を築いても、

最後に組織を支えるのは人。

 

戦国時代も現代も、

組織経営の本質は変わらない。

 

それでは、

AIが急速に進化するこれからの時代、

人を大切にする経営とは何でしょうか?

 

 

AIは決して、

社員の仕事を奪うためのものではない。

 

私たちが大切だと考えているのは、

 

【AIで仕事を減らし、

人の価値を高める】

 

という発想です。

 

単純作業に追われていた社員が、

数字を分析する。

 

お客様との対話に時間を使う。

 

業務改善を提案する。

 

自分の専門性を磨く。

 

そんな働き方ができれば、

社員にとっても会社にとっても、

素晴らしいことではないでしょうか。

 

そして、もう一つ大切なのが、

 

【人時生産性】

 

です。

 

社員が限られた時間の中で、

より大きな付加価値を生み出す。

 

AIを活用する目的は、

単なる人件費削減ではありません。

 

社員の能力を生かし、

働く時間の価値を高めること。

 

それこそが、

 

“AI時代の

「人は石垣、人は城、人は堀」”

 

なのです。

人が足りない時に増やすべきは、

 

 「人数」

 

ではなく、

 

「人が力を発揮できる時間」

 

です。

 

AIに任せられる仕事はAIに任せ、

人が本当に力を発揮できる

仕事を増やす。

 

顧客との信頼関係。

 

高度な専門判断。

 

新しい価値の創造。

 

人を大切にするからこそ、

仕事のやり方を変える。

 

「人は石垣、人は城、人は堀」。

 

武田信玄の名言は、

AI時代の経営にも大切なことを

教えてくれています。

今日も社長業を楽しみましょう。

 

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