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【無手勝流】米軍 VS 孫子の兵法 VS 秀吉

こんにちは、JR大阪駅前のTFPグループ

税理士法人トップ財務プロジェクト代表

岩佐孝彦@税理士です。

 

米軍によるイラン核施設攻撃は、

イスラエルの思惑通り??

 

昨日の日経新聞に

こんな見出しが出ました。

 

「中東に誘い込まれたトランプ氏」

 

記事によれば、

トランプ大統領はあれほど嫌っていた

 

「終わりなき戦争」

 

に自ら足を踏み入れた。

 

ただ1月の就任演説では、

 

 「米軍の成功は、

   戦争に参加しないことで

   測るものだ」

 

と話し、

ウクライナの和平仲介を

外交の軸に据えていましたが、、、

 

また今回も8日前には、

 

 「米国はイラン攻撃に

  関与していない」

 

と声明を出したばかりでしたが、、

 

イスラエルの周到な準備で、

 

 「地下核施設の破壊」

 

という最大の手柄を渡される。

 

この巧妙な作戦にまんまと乗り、

米国は中東に引きずり込まれた。

 

以上、記事の内容でした。

軍事的エスカレーションが

顕著に見られる中、

世界経済に今後暗い影を

落とすかもしれません。

 

 

ただトップリーダーたる者、

戦わずして勝つことを

常に目指すべきでしょう。

 

「孫子の兵法

= いかにすれば戦に勝つか」

 

を説いたものである??

 

そんなイメージがありますが、

以下の言葉があります。

 

……………………………………

軍を全うするを上となし、

軍を破るはこれに次ぐ。

 

この故に

百戦百勝は善の善なるものに

非ざるなり。

 

戦わずして人の兵を屈するは

善の善なるものなり。

……………………………………

 

このように孫子は、

戦に勝つこともさることながら、

戦わずして勝つことが

最上であると説いているのです。

 

言われてみればその通りです。

 

戦争自体が目的ではなく、

その目的をいかに合理的に

犠牲を出さずに達成できるか?

これが最も大事なこと。  

 

そう考えれば、

 

 「戦わずして勝つ=無手勝流」

 

が最善なのです。

 

戦って勝つのは

その次になるのです。

 

豊臣秀吉が天下を統一した

過程を見てみると、

 

明智光秀との合戦のように、

自軍を戦闘の渦中に進め、

双方に多大の死傷者を出すような

激しい戦いをしている時もある。

 

しかし秀吉はそれ以上に、

外交政策を重視し、

次々と相手を味方につける。

 

また戦わざるを得ない場合も、

周到な準備で圧倒的兵力を動員へ。

 

その勢いに恐れて相手が降伏する。

結果として、

ほとんど兵を損せずして、

勝利を収めている場合が

少なくありませんでした。

だからこそ、あれだけの短期間で

天下を統一できたのでしょう。

 

一つひとつまともに戦っていては、

いかに百戦百勝しても、

日暮れて道遠しということに

なってしまっていたでしょう。

 

 

同じことがオーナー経営者にも

言えるのではないでしょうか。

 

企業間の競争における

勝ち方の問題です。

 

コスト競争に巻き込まれ、

レッドオーシャンの中で戦うのか?

失われた20年と言われた 

デフレ経済下では確かに、

低価格路線がもてはやされました。

 

しかし今日のインフレ下では、

低価格路線ではコストを

カバーしきれなくなっています。

 

実際のところ中東情勢により、

原油価格が先日一時5%上昇へ。

予断を許さない状況です。

 

コスト競争の戦いに巻き込まれず、

ブルーオーシャンで戦うためには、

企業ブランディングの

努力が必要不可欠でしょう。

これは経営者の大切な仕事です。

このお話は次回に続きます。

今日も社長業を楽しみましょう。

 

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