こんにちは、JR大阪駅前のTFPグループ
税理士法人トップ財務プロジェクト代表
岩佐孝彦@税理士です。
最近の上場企業の決算発表を見れば、
「最終利益」 「売上高」
といった常識的な財務指標が
発表されます。
しかしオーナー経営者に
今求められているのは、
【X当たり利益】
という財務指標です。
かつての人口増加時代であれば、
売上至上主義で、
最終利益の拡大を追求する。
これだけでシンプルに
経営は成り立ちました。
しかし時代は変わりました。
デフレからインフレへ。
時流適応として、
財務指標も変えなければなりません。
ジム・コリンズ氏による名著、
『ビジョナリーカンパニー2
飛躍の法則』(日経BP社)
にも財務指標の言及があります。
この名著は単なる理屈が
書かれている訳ではありません。
全米1,435社の企業を調査し、
飛躍的に業績を伸ばした、
11社を厳選。
この11社に共通する法則を
学術的に分析しているのです。
この11社の財務指標として、
【X当たり利益】
の分母のXは何なのか?
一例を紹介しましょう。
▼アボット
従業員1人当たり
▼サーキット・シティ
地域当たり
▼ファニーメイ
住宅ローンのリスク水準当たり
▼ジレット
顧客一人当たり
▼キンバリー・クラーク
消費者向けブランド1つ当たり
▼ニューコア
鉄鋼製品1トン当たり
▼クローガー
地域の人口千人当たり
etc.
私(岩佐)は先日のGW中、
この名著をじっくり読み返しました。
分厚くて字が小さくてむ読むのは大変。
よって、活字だけでなく、
オーディブルによる耳読書も活用。
そして読了後、確信しました。
6月上梓予定の日本経営合理化協会の
収録内容と本質は同じであったと。
【X当たり利益】
はまさに人口減少時代の
財務指標であると。
(手前味噌で恐縮です、笑)
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人手不足時代の資産戦略の新常識
~人口減少時代の3つのKPI~
(日本経営合理化協会)
収録時間:5時間57分
定価:55,000円
(会員価格:51,700円)
https://www.jmca.jp/prod/12130
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予約受付が先日開始となりました。
出版社のトップページに
正式アップされていませんが、
予約申込みが入っているとの
報告を出版社より受けております。
感謝!
時流適応型の財務指標とは
何なのか?
経営者として
知っているのか知らないかで、
間違いなく大きな差となる。
今日も社長業を楽しみましょう。