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フリーキャッシュフロー重視の経営~アマゾンに学ぶ

こんにちは、JR大阪駅前のTFPグループ
税理士法人トップ財務プロジェクト代表の

岩佐孝彦@税理士です。

ジェフ・ベゾス氏退任。

アマゾンの最高経営責任者の交代へ。

ベゾス氏は退任発表時に従業員向けに

1通のメールを送りました。

…………………………………………………

 

親愛なるアマゾニアンたちへ

今年の第3四半期に

私が取締役会長職に移行し、

アンディ・ジャシーが次のCEOに

就任することを喜んで発表します。

 (中略)

 

この旅はおよそ27年前に始まりました。

アマゾンは単なるアイデアにすぎず、

名前もありませんでした。

当時、私が最もよく聞かれた質問は、

「インターネットって何ですか?」

というものです。

今日では130万人の有能で

献身的な従業員を雇用し、

何百億人もの顧客や企業に

サービスを提供し、

私たちは世界で最も成功している

企業の1つとして広く認知されています。

それはどのようにして

実現したのでしょうか?

発明です。

発明こそが私たちの成功の根源です。

 

(中略)

 

発明を続けて下さい。

最初はクレージーに見えても

絶望しないで下さい。

さまようことを忘れないで下さい。

好奇心を羅針盤にして下さい。

今日もまだ

「創業初日(Day1)」

です。

…………………………………………………

 

 

何と素晴らしいメッセージでしょう!

アマゾニアン(=従業員)の

士気を向上させるメールです。 

さすが、カリスマ創業者ですね。

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 :

ベゾス氏は世界2位の大富豪。

アマゾンは時価総額170兆円。

ベゾス氏は離婚で前妻に対し、

「アマゾン株式4%を財産分与」

した結果、

前妻(マッケンジー夫人)は、

世界3位の女性富豪へ。

(男女計で26位)

 

 

離婚の慰謝料で前妻を

大富豪にするとは、、

スケール感が違います。

 

 

このように見ると、

「アマゾン=無借金経営」

のイメージが持たれがちです。

しかし意外にも、

「アマゾンの自己資本比率

  = 30%未満」

なのです。

 

▼2020年12月期 29.08%

▼2019年12月期 27.55%

▼2018年12月期 26.77%

 

 

 

一般的に財務分析では、

「自己資本比率の標準値30%以上」 

 といわれます。

 

しかしアマゾンは標準値すらも

満たしていません。

 

 

この原因は、

▼長期借入金

▼その他固定負債

 

の存在です。

そうです!

アマゾンは無借金経営ではありません。

 

 

未来投資へ向けて、

「フリーキャッシュフロー」

を重視した財務戦略なのです。

 

 

詳細はYoutubeチャンネルへ。

  ↓

  ↓

  ↓

『「無借金経営が理想」はどこまで本当か?』

 (約8分)

 

べゾス氏はCEO退任後、

▼ベゾス地球基金

▼宇宙開発企業ブルーオリジン

などの公的活動に従事するとか。

本当に華麗な経営者人生です。

今日も社長業を楽しみましょう。

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