☑助成金&補助金が欲しいけど、何から手を付ければよいのかわからない。
☑助成金金&補助金の金額は小さくてもよいから、手っ取り早く受給したい。
☑販路開拓へ向けて、数百万円程度の投資を計画中。
☑従業員の働きやすい環境づくりを最小のコストで実現したい。
先日の父の日。
息子からのプレゼントは「ユニ・チャーム製マスク」。
息子曰く、「ユニ・チャームなら、お父さんが喜ぶだろうと思ったから。」
その通り!(笑)
ユニ・チャーム創業者の高原慶一朗氏が、岩佐父子の偉大なる先輩でいらっしゃるからです。
2017年のフォーブス誌による「日本の富豪ランキング」によれば、
▼1位:孫正義 ▼2位:柳井正 ▼3位:佐治信忠 ▼4位:三木谷浩史 ▼5位:高原慶一朗
母校のキャンパスには「高原記念館」が建立されています。
竣工費6億円の現物寄付が、高原慶一朗氏からなされたとか。個人資産総額5,000億円。そんな高原氏より、母校の後輩のために寄贈して頂き、本当に光栄なお話です。
私(岩佐)が30年前の在学中、「高原記念館」はなかったのですが、3年前の息子の入学手続きの際に母校キャンパスを久しぶりに訪れた時のこと。地味な(?)母校に似合わない、ガラス張りのオシャレな建物が!?その時に初めて「高原記念館」の存在を知りました。
「この建物はユニ・チャームの創業者が寄付してくれたものだ。偉大なる名経営者の先輩の名前を覚えておけよ。」と息子に言って聞かせていました。
4年前に高原慶一朗氏はお亡くなりになりましたが、天国の偉大なる先輩に敬礼!
東証一部上場の衛生用品業界首位。そんなポジショニングでありながら、ユニ・チャームの特徴は「オーナー経営の永続的な成功」を収めていることです。
2代目の高原豪久氏の経営手腕はお見事!
高原豪久氏は成城大学卒業後、現三菱UFJ銀行に入行し、5年後にユニ・チャームへ入社。銀行員時代の外から見ていたユニ・チャームは輝いていたとか。
しかし、入社後にそれは「幻想」と知ったとか。
当時のユニ・チャームは、高原慶一朗氏による「強烈なカリスマの反動」で指示待ち人間の社員ばかり。33歳で取締役に就任。取締役会に参加した当初は、数字や専門用語が全く理解できず。何よりきつかったのは、末席の役員である豪久氏から、百戦錬磨の役員の前で発言しなければならなかったこと。豪久氏が述べた意見は当時的外れ?毎回白けた空気が漂い、悔しさでいっぱいだったとか。
しかし、豪久氏に対し、父の慶一朗氏を含め、他の役員も誰も声をかけてくれなかったとか。他の役員は実力で今の地位を掴んだ。「こいつを育ててやろう」という空気は全くなかったとか。
豪久氏は自分の力で乗り越えるしかないと心に誓ったそうです。
その6年後の39歳のこと。ユニ・チャームの次期社長に就任へ。
しかし、社長就任が正式に決まる株主総会当日の朝、「お前のせいで株価が下がるんじゃ!」と慶一朗氏より罵倒されたとか。慶一朗氏からのバトンタッチが報道されて以来、株価が急降下したそうです。そんな困難を乗り越え、ユニ・チャームを成長軌道へ。
これは、ユニ・チャームに限った話ではありません。先代と2代目の軋轢の「パターン」が学べます。創業者は古今東西カリスマ」で、トップダウン型のリーダーシップです。しかし、組織が永続するには、ボトムアップ型のリーダーシップがいずれ必要になります。
多くの2代目がこの壁にまず直面するのです。ユニ・チャームでも、豪久氏は「トップダウン経営からの脱皮」を図り、社員と共に「共振の経営」を標榜し、80超の国・地域へ海外進出し、先代時代と比較し、「売上高3倍・時価総額11倍」とカリスマ創業者の高原慶一朗氏の基盤を大きく飛躍させました。
そんな高原豪久氏の著書『ユニ・チャーム式自分を成長させる技術』(ダイヤモンド社)に興味深い記述があります。
社員を動かした目標管理術として【1→10→100の法則】を提唱されています。
アイデアを出すだけなら、多くの経営者ができるでしょう。しかし、この段階で具体的な成果は上がっていません。アイデアを実行するには、アイデアを思いつくまでにかけた労力の【10倍】が必要である。それを成功させるには更に【その10倍】の労力が必要になる。そんな意味の言葉です。
高原社長流の【1→10→100の法則】から学ぶべきは何か??
成功するまで諦めない!! 良いアイデアが出た時には成功までにこれまでの【100倍のエネルギー】が必要になると覚悟する!! こんな経営者マインドが宿っているのです。
このマインドは『助成金&補助金=返済不要のキャッシュ』を手にする際にも相通じます。
ビジネス投資額が1,000万円を超える「事業再構築補助金」「ものづくり補助金」といったような“メガ補助金”を狙う場合、【トップ自ら脳ミソに汗をかいた経営戦略シナリオ】が必要不可欠になります。
良いビジネスアイデアを思いついた!補助金を取りたい!
これだけではまだ【1】にすぎません。これを精緻な経営戦略に落とし込む作業が【10】とするならば、【100】に持っていくのに約1年。「補助金着金」のゴール到達まで極めて長い期間を要します。
上記に約1年かかるのです。中には、せっかく「採択決定通知」をゲットしたにも関わらず、事業計画通りに遂行できず、「補助金辞退」に至るケースもあります。
トップ自らの覚悟が不十分で現場任せになっていたり、補助金申請時に認定経営支援機関に丸投げで、事業計画がトップの腹に落ちていなかった。
このような場合は、採択を勝ち取っても、補助金着金まで到達できていないのです。
こんなお話をすると、
「補助金は欲しいけど、1年は長いなぁ。」
「1,000万円を超えるビジネス投資は、リスクもあるから、考えていないしなぁ。」
「メガ補助金はハードルが高いなぁ。」とトーンダウンする経営者もいるでしょう。
しかし、ご安心下さい。ユニ・チャーム二代目の高原豪久社長のような【1→10→100の法則】は一切不要!【1→5→10】程度の労力でOKです。
「投資リスクを最小にしたい!だから、数百万円程度のビジネス投資を計画中。」
「補助金&助成金は魅力的に思う。金額は小さくても、手っ取り早く受給したい!」
「明日から即実践し、成果を最短最速で手にしたい!」
そんな経営者に特別なご案内です。
5月に開催しました、オンラインセミナー好評につき、第2弾の開催です。5月開催時には時間の都合で紹介しきれなかった “シンプルに取組みできる”助成金&補助金について解説します。
経済産業省によれば、メガ補助金の採択率は40%前後。今回新たにご紹介予定の助成金&補助金の採択率は70~100%。極めて高いです。確かに受給額は小さいですが、その分だけ安全確実に受給OKです。