「会社の私物化はダメ」はどこまで本当か?
なぜ、上場4社に1社が資産管理会社を所有しているのか?
① 会社は株主(不特定多数の一般投資家)のもの、自分のものじゃない。
② 株価を上げることが優先となり、そのためにキャッシュフローを増やし続けなければならない。
③ 株主の目があるから、役員報酬を過剰に払うこともできない。
④ 自社株で資産を何百億円持っていたとしても、株価が下がるから売却できない。
⑤ 自社PRのために会社の顔になって、TVに出るようになったら一生プライバシーを捨てることになる。
⑥ 創業者利益で資産を築いても、相続税問題あり。
会社を120%私物化できないがゆえの反動として、
創業家に宿命的に起こりうる相続税問題を回避する必要あり!
(例)クリムゾングループ、ケイアイ興産、寿不動産、ニトリ商事、光潤社、ききょう企画
老舗企業の弱み by 全国百年企業4,000社アンケート(帝国DB)
▼ 1位 … 保守性
▼ 2位 … 後継者難
▼ 3位 … 設備の老朽化
▼ 4位 … 進取の気性がない
▼ 5位 … 顧客の固定化
▼ 6位 … オーナー企業
▼ 7位 … 社内の風通しが悪い
▼ 8位 … 資産の継承
「金持ち三代続かず」の壁をどう乗り越えるか?
(例)松下幸之助氏の自社株は正幸氏(孫)の相続時に20分の1
× 公私混同
○ 公私並行